木曽川水系秋神川 秋神ダム湖                             2020/07/18 更新
 
 岐阜県高山市朝日町小瀬ヶ洞にある秋神ダムは木曽川水系飛騨川支流秋神川にある中部電力が管理する発電用の重力式コンクリートダム。ダム湖は秋神貯水池で最大貯水量は17,584,000m3、有効貯水量は16,976,000m3。発電は朝日発電所で認可最大出力20,500kW。秋神ダムは同時に造られた朝日ダムに水を融通するために造られたダムで直接の発電所は持たない。朝日ダムに送水するため洪水吐は1門しかない、堰堤下部に朝日ダムへの取水設備があり、分岐して河川維持水の放水口がある。 
 2016年5月10日から中部電力のグループ会社(株)シーテックにより、建設されていた河川維持水を利用した小水力発電所、秋神水力発電所出力260kWが運転を開始した。
 堰堤天端は立入禁止で、堰堤から離れた上流に秋神ダム管理所がある。これは飛騨地方の中部電力が管理するすべてのダムを管理するために新たに建てられたもので、隣に「あさひふるさとの森公園」がある。国道を挟んで向側に加茂神社があるが新しい感じで湖底から移転したものか。訪れた時は水位が低かったが水は青く綺麗だった。
 ダム湖を渡って県道435号線を秋神川に沿って遡ると秘湯秋神温泉がある。一軒宿の秋神温泉旅館は日帰り入浴が可能で入浴時間は10時から14時までで大人500円、小学生300円。

堰堤付近から上流方向
管理所付近から左岸

管理所付近からダム湖  「水をはぐくむ緑の森林 飛騨森林管理署」

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖上流側

管理所付近からダム湖上流側  ズームアップ

管理所付近からダム湖上流側  ズームアップ

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

国道361号線堰堤付近から

管理所付近から堰堤

国道361号線から秋神ダム堰堤

中部電力秋神ダム管理所

朝日発電所の送電施設 建屋は左側だが見えない

秋神温泉旅館          Google Mapから

洪水吐

洪水吐ダム湖側

堤天端

洪水吐の放流警報サイレン

水位計測室

堰堤左岸の水利使用標識

ダム湖管理艇

ふる里の森記念碑

国道361号線から堰堤
国道361号線堰堤付近から 湖底の古里物故者供養樹の標柱
管理所向かいの加茂神社

右岸の建屋から長い階段で取水口
朝日発電所取水口の上部 秋神小水力発電所  CTechから
反対側は湖面への階段