神通川水系高原川　浅井田ダム湖                             　2020/06/04 更新
 
　岐阜県高山市上宝町吉野にある浅井田ダムは神通川水系高原川にある、北陸電力の発電用の重力式コンクリートダムで ダム湖の最大貯水量は３４０,
０００m³、有効貯水量は３２８,０００m³と浅いため小さい。洪水吐はラジアルゲートが８門で左岸に自然越流式の洪水吐が２門ある。右岸にも小さなゲートが２門見える。堰堤を橋脚とする橋が架かっており、１車線だが、左岸に採石工場がありダンプカーも通る。発電は下流の神岡鉱山付近にある、東町発電所で認可最大出力は３１,３００kW。堰堤近くの左岸に支流の蔵柱川からの導水が流れ込んでいる。
　浅井田ダムは水路式発電所の取水堰という感じで開放的なダム。水が綺麗な時は堰堤から湖底の土砂が見える。富山県から奥飛騨温泉郷や上高地への道路として利用する国道４７１号線沿いにある。旧上宝村の中心部で近くに高山市役所上宝支所がある。上流には富山共同自家発電(北陸電力５０％出資)の見座水力発電所最大出力は２５,５００kWがある。
　上流の奥飛騨温泉郷には沢山の日帰り入浴施設がある、変わったところでは新穂高温泉穂高の湯は道路沿いの水着で入れる露天風呂で入浴時間は９時から２１時までで料金は寸志(清掃協力金)。
　新穂高ロープウェイのしらかば平駅前にある新穂高ビジターセンター山楽館神宝の湯は入浴時間が９時〜１６時３０分までで大人５００円で駐車料金５００円必要。