神通川水系神通川 神二ダム 神通川第一ダム湖   2020/05/08 更新
 
 富山県富山市岩稲にある北陸電力の発電用ダムダムの直下にあるダム式発電所の神通川第二発電所で認可出力40,000kW。ダム湖の総貯水量は
8,663,000m
3、有効貯水量は3,141,000m3神通川第二発電所は。堰堤上は歩道として利用されており、対岸の牛ケ増地区や猿倉山森林公園へ渡ることができる。
 ダムには発電所の取水口の他に大沢野用水の取水口がある。大沢野用水は江戸時代に富山藩が水田開発のために作った用水だが、ダムができてからはダムから取水するようになった。発電所前で少しだけ顔を覗かせて再び暗渠になる。ダム湖岸には芦原が多く、右岸に「芦生」という集落もある。
 堰堤近くに県営漕艇場があり、湖面を行く競技用のボートやカヌーが見られる。湖面の楡原地区に観光橋があり、その上流に猪谷楡原道路の楡原橋、庵谷橋がある。猪谷楡原道路は富山市と高山市を結ぶ地域高規格道の富山高山連絡道路の一部で富山市内区間7.4kmの道路。
 対象区間の国道41号線の6.5kmは連続雨量120mmで通行止めとなるため、先行して工事が行われている。観光橋付近は旧細入村の中心地で高山本線楡原駅がある。
 庵谷橋から更に上流に北陸電力神通川第一発電所、認可出力82,000kW
があり
発電所の前に寺津橋が架かっている。寺津橋の少し上流に北陸電力庵谷発電所、認可出力50,000kWがある。ともに神通川第一ダムから取水するダム水路式発電所で、その先は景勝地の片路峡となっている。神通川第一ダム前の吉野橋と寺津橋の間は通行不能。徒歩では行けるが熊出没注意の看板が至るところにあり、一人では行かない方がよい。
 このダムは神二ダムが正式名称らしいが地図など、ほとんどの記述が神通川第二ダムになっている。ダムサイトの北陸電力の看板は「神二ダム」となっている。
 湖畔の岩稲には富山市の
温泉施設楽今日館があり、堰堤天端からも見える。営業時間は10時〜22時で大人620円、小学生320円。毎月第2,第4月曜日(祝日の場合翌日)と元旦は休館。冬季は21時まで。


堰堤天端から上流方向

国道41号線からダム湖

国道41号線からダム湖

県道188号線から上流側

県道188号線から下流側

県道188号線から上流側

県道188号線から堰堤

県道188号線から左岸

観光橋から上流側 橋は楡原橋

観光橋から下流側
大沢野用水取水口付近から上流側
堰堤天端から富山県漕艇場
国道41号線から神通川第二ダム堰堤
国道41号線パーキングから堰堤
堰堤天端から取水口
右岸から堰堤
県道188号線から観光橋
観光橋からダム湖
寺津橋から片路峡と庵谷発電所
神通川第一発電所前から片路峡下流側の寺津橋

富山県漕艇場からダム湖

上流部の
県道188号線から堰堤方向

中流部の
県道188号線から堰堤方向

堰堤天端から下流側

神通川第一発電所前から

国道41号線側から観光橋

北陸電力神通川第二発電所

北陸電力神通川第一発電所

北陸電力庵谷発電所

堰堤天端から富山県漕艇場

堰堤天端から温泉施設楽今日館

国道41号線庵谷橋

堰堤天端

階段を昇った所から堰堤天端

ゲート開閉装置

神通川第二発電所取水口

大沢野用水取水口

ダム湖管理艇

北陸電力神二ダム管理所

神二ダム管理所の銘板
牛ケ増地区を流れる大沢野用水 牛ケ増地区を流れる大沢野用水 堰堤から神通川第二発電所入口
神通川第二発電所入口
神通川第二発電所のクレーン 右岸から堰堤 堰堤天端から取水口付近
堰堤右岸の白幡神社
国道41号線から堰堤と発電所 左岸の芦原 右岸から漕艇場
観光橋からボート競技の練習
国道41号線からボート競技の練習 湖畔から猿倉山展望台 風の城 県道188号線側から観光橋
観光橋付近の高山本線楡原駅