小矢部川水系小矢部川　野地池ダム　野地池                 2020/05/21 更新

　富山県南砺市小院瀬見にある野地池ダムは池を囲む雑木林の里山が水源で洪水吐からの水路は小矢部川本流に繋がっているので河川名は小矢部川になっている。南砺市(土地改良区)が管理する潅漑用ダムで堰堤はアースフィル式。
　ダム湖の最大貯水量は１５８,０００m³、有効貯水量は１５８,０００m³。洪水吐は自然越流式。堰堤天端は道路になっていて、太谷川沿いの小二又集落へ行ける。全線１車線。
　この溜池は西太美村直営事業で１９２４(大正１３)年に鳩屋用水池として完成した。西太美村は１９５２(昭和２７)年５月１日に周辺の村とともに福光町に合併し平成１６年１１月１日に南砺市となっている。
　ダム湖付近には県営射撃場、里山休憩所、福光里山体育館がある。県道１０号線からの分岐点にある湯宴遊福光温泉は日帰り入浴が可能で、入浴時間は１０時から１３時４５分までで大人５００円、小学生２００円、幼児無料。
　野地池北西にある「イオックス・アローザ」内リゾートホテルの入浴施設「アローザ温泉」は日帰り入浴が可能で、入浴時間は８時３０分〜２１時３０分(月曜と金曜日は１０時〜)で年中無休。大人５００円、小学生２００円、幼児(３歳以上)１００円。