庄川水系庄川 椿原ダム湖                                         2020/06/01 更新
 
 岐阜県白川村椿原にある関西電力の発電用ダム。富山側からは国道156号線を白川村に向かって走る。県境の成出ダムを過ぎしばらく走り洞門を抜けると椿原ダムの管理事務所が見える。ダムの正面に東海北陸自動車道の椿原橋が架かっている。
 ダム湖の最大貯水量は22,274,000m3、有効貯水量は5,788,000m3で土砂堆積率は75%、実際にはもっと堆積している。発電は19
54年1月8日運転開始の椿原水力発電所の最大出力38,700kW。1975年3月27日運転開始の新椿原水力発電所が63,100kW。
 馬狩谷から流れる支流側の湖面には廃橋となった旧椿原橋が残っている。旧道は国道156号線の新内ヶ戸トンネルを横切っていたが、高岡方面からトンネル直前で左折するとトンネル付近のみ旧道が残っている。国道に戻る場合、トンネル内の車に要注意。多くの地図に旧道が描かれているが通り抜けはできない。廃道のため、自然災害があっても復旧工事はしない。この付近の国道156号線は東海北陸自動車道開通で交通量は激減した。
 岐阜方面へ向かう場合は、国道156号萩町橋付近にある「白川郷の湯」は日帰り入浴が可能で、営業時間は7時〜21時までで大人700円、小学生300円。鳩谷ダムと御母衣ダムの間にある国道156号線沿いの道の駅「飛騨白山」の「大白川温泉しらみずの湯」は営業時間は11時から20時で大人600円、小中学生400円、未就学児無料。毎週祝日以外の水曜日と第2、第4火曜日休館。
 富山方面へ向かう場合、小原ダム湖畔の細島地区に南砺市が運営する日帰り温泉施設「くろば温泉」がある、営業時間は10時30分〜21時までで大人600円、小中学生300円。
 


国道156号線椿原橋からダム湖上流方向

国道156号線椿原橋からダム湖上流方向   右側は国道156号線旧道

国道156号線椿原橋から旧椿原橋

国道156号線椿原橋から旧椿原橋

国道156号線椿原橋から堰堤方向

国道156号線椿原橋から旧椿原橋

国道156号線の旧道から旧椿原橋

国道156号線旧道からダム湖上流側
国道156号線椿原橋から堰堤と東海北陸自動車道 国道156号線椿原橋から堰堤
国道156号線の旧道から堰堤 右岸の林道から椿原ダム堰堤

左岸から堰堤

東海北陸自動車道椿原橋

管理事務所前

国道156号線椿原橋 奥に新内ヶ戸トンネル

国道156号線新内ヶ戸トンネル

国道156号線から関西電力椿原発電所

非常用洪水吐ラジアルゲート

ダム湖側から洪水吐

国道156号線の旧道から取水口

椿原・新椿原発電所取水口

国道156号線椿原橋から堰堤天端

堰堤天端にダム管理艇

椿原ダム管理事務所

廃道の旧椿原橋 もちろん立入禁止

湖畔の旧国道は自然に帰りつつある

大白川温泉しらみずの湯

白川郷の湯

くろば温泉