2023/09/24 更新
 富山市は、富山県の県庁所在地で富山中心都市である。加賀藩初代藩主前田利長が富山城を隠居地としたが、富山城が焼失したため、利長は高岡へ
移った。その後、三代藩主前田利常が隠居する際、その子前田利次に越中54万石のうち婦負郡一円と富山を含む新川郡の一部10万石を分封し富山
藩が成立した。
 富山城下は富山町として現在の富山市中心市街区が整備され発展した。また、富山藩二代藩主前田正甫が製薬を推進したため薬の製造と販売を一括
して行い、それを顧客の自宅に配置するという特殊な業態を創造し、それを中心とした産業が発展した。岩瀬地区では北前船などの日本海航路の拠点
として発展した。
 富山藩は神通川と常願寺川に挟まれた領域で、平成の大合併で富山市がほぼ富山藩の領域と同じになった。江戸時代藩を越えての行き来が無かった
ため、富山市は加賀藩領だった富山県の他の地域とは方言、文化、風習などが異なる。富山の方言でコミュニティバスの名前にもなっている「まいど
はや」は加賀藩領では使われない。
 1889年4月1日に全国30都市と共に市制が施行され、日本初の市として金沢市、高岡市などと共に富山市が誕生した。誕生した頃は高岡市と
互角の都市だったが富山大空襲の復興後めざましく発展し、高岡市を大きく引き離している。
 2023年8月31日現在の推計人口(住民基本台帳)は、407,288人となっている。あいの風とやま鉄道の駅は、富山駅、呉羽駅、新富山口、東富山駅、水橋駅の5駅があり、高山本線はJR西日本管轄の10駅はすべて富山市となっている。あいの風とやま鉄道本社前の牛島公園に富山城址
公園に保存されていた9628蒸気機関車が修理後されて保存展示されている。


JR北陸新幹線・あいの風とやま鉄道・市内電車 富山駅南口

JR北陸新幹線・あいの風とやま鉄道・市内電車 富山駅北口

春の富山城趾 模擬天守富山市郷土博物館

雪の富山城趾 模擬天守富山市郷土博物館

富山城趾公園の日本庭園

富山城趾公園の本来の場所に移築された千歳御門(赤門) 

松川遊覧船 この先段差かあるため、いたち川合流地点でUターン

富山市役所と松川縁の桜

旧神通川の名残松川の舟橋

神通川左岸富山大橋付近から市街地越しの立山連峰

富山図書館などが入るTOYAMAキラリ

TOYAMAキラリ内部 隈研吾氏設計で木材を多用

富山紹介旅番組で度々登場する「反魂丹」の池田屋安兵衛商店

富山市中心部のデパート大和富山店

富山県庁

富山市役所

富岩運河環水公園

富岩運河中島閘門

富岩運河巡りのソーラボート「kansui」

ソーラボートの終点・岩瀬カナル会館

岩瀬運河・富山港線・立山連峰

岩瀬の廻船問屋馬場家住宅 奥が重要文化財の森家

呉羽山公園から北陸新幹線

呉羽山公園から立山連峰

国指定重要文化財豪農の館内山邸

内山邸の梅林の梅

富山県水墨美術館

あいの風とやま鉄道呉羽駅前の姉倉比賣神社

牛島公園に展示保存されている9628蒸気機関車

9628蒸気機関車向かいのあいの風とやま鉄道本社