2025/04/02    8:20   更新時天気 晴れ 気温 9.2℃

庭に咲く花

沈丁花(じんちょうげ)


木瓜(ぼけ)


水仙(すいせん)


高岡銅器の花瓶に

  

HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


射水市海老江練合の足洗潟公園の池を泳ぐオオバン 2025/03/29 撮影
1920 X 1080


今日の列車(富山地方鉄道富山市内軌道線)

大学前駅に停車中の8001南富山駅前行き 2019/01/06 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖


北陸電力志賀原子力発電所大坪川ダム湖 2011/07/13 撮影
関係者以外立入禁止のためアリス館志賀から撮影
1920 X 1080


今日の植物

万葉線中伏木駅花壇のモミジアオイ 2015/07/28 撮影
1920 X 1080


並行区間「統合も選択肢」 富山地鉄とあいの風、
魚津市長、活性化・存続へ見解
2025年4月2日  05:00
本線分科会の懸案に
 富山地方鉄道鉄道線を巡り、沿線自治体の首長が4月1日、定例記者会見
などで活性化や存続に向けた見解を語った。村椿晃魚津市長は本線の魚津、
滑川両市をまたぐあいの風とやま鉄道との並行区間について、路線の統合が
選択肢の一つになるとの認識を示した。今後は路線ごとの分科会で議論する
ことになっており、本線の会合では並行区間の扱いが懸案となりそうだ。

 富山地鉄鉄道線を巡っては2024年度、県と沿線7市町村が在り方検討
会を設けて議論を進めてきた。2025年度からは「本線」「立山線と不二
越・上滝線」の二つの分科会でそれぞれ話し合う。

 魚津市長は定例会見で並行区間の在り方に対する見解を問われ「路線の維
持に寄与するのであれば、あいの風鉄道と(路線を)合わせていくことは一
つの選択肢になる」と述べた。水野達夫滑川市長は本線の分科会に関し、定
例会見で「並行区間だけでなく、上市と滑川の区間や、魚津と宇奈月温泉の
区間でもどういう方向性を出すかを考える必要がある」とした。

 富山地鉄は1日、鉄道線の運賃を消費税増税以外では29年ぶりに値上げ
した。4月15日のダイヤ改正では休日を中心に減便も行う。それでも経営
は厳しく、で安定して運行できる区間を本線は上市駅、立山線は五百石駅、
不二越・上滝線は月岡駅までとする。不採算区間では、十分な支援が受けら
れなければ廃線の可能性もあるとしている。

 魚津市長は行政の支援について「現状のままでの運営のための支援という
話になれば、なかなか難しい」との見方を示し、滑川市長は廃線となれば、
新川地域から上市高校や富山第一高校に通う手段がなくなると懸念。「地域
の足として公共交通を守るのは基本だが、鉄道やバスなどいろんな形がある。
未来のために考えたい」と強調した。

 一方、立山線が通る立山町の舟橋貴之町長は、北日本新聞の取材に「立山
線が途切れてしまうと、県全体の観光産業に甚大な影響がある。富山市をは
じめ県の観光部局ともこの問題について共有を図りたい」とし、存続を目指
すべきとの姿勢を示した。

 在り方検討会の会長を務める藤井富山市長は定例会見で、鉄道線には活性
化策によって収支改善が見込める区間や、観光路線として維持するべき区間
あると指摘。「まちづくりと投資の観点を大事にし、存続に協力していく」
と今後の議論を見据えた。記事・画像:北日本新聞から

記事・画像:北日本新聞から



あいの風とやま鉄道東滑川駅から富山地方鉄道本線