2025/04/21    13:45   更新時天気 晴れ 気温 15.7℃

庭に咲く花

ハナニラ


ハナミズキ


シバザクラ


桜旭山 京都ダイゴ花苑 散り際もピンクが濃くなる

  

HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


射水市 足洗潟公園ソメイヨシノ 2025/04/09 撮影
1920 X 1080


今日の列車(富山地方鉄道富山市内軌道線)

富山駅を発車したT103南富山駅前行き 2019/07/08 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖


上越市柿崎区松留にある新潟県営柿崎川ダムかがやき湖  2011/10/29 撮影
左岸の林道からスリット型常用洪水吐
1920 X 1080


今日の植物

あいの風とやま鉄道西高岡駅に咲く俄雨後のハイビスカス
2015/08/17 撮影

1920 X 1080


南砺で漆の苗植樹 加工会社ジャパンズ 耕作放棄地を
活用、脱炭素にも挑戦
2025年4月20日 05:00
 南砺市立野原東の漆加工会社「Japans(ジャパンズ)」は4月19
日、同市大鋸屋で漆の苗木を植樹した。耕作放棄地の利活用と、希少な国産
漆の生産拡大を目指す取り組み。成長過程で吸収した二酸化炭素量を測定し、
脱炭素関連の排出量取引市場にも参入したい考えだ。同社の川森清社長(65)
は「漆を通じて地域と環境に貢献したい」と意気込んでいる。

 ジャパンズは2022年に設立した。パルプ材100%の紙に、漆の樹液
を染みこませた抗菌性の高い独自素材「ウルシート」を使った商品などを開
発している。

 漆の植樹は、市内で増える耕作放棄地を利活用するとともに、持続可能な
漆の生産体制づくりを目指して試験的に始めた。富山大にも協力を仰ぎ、ド
ローンで成長過程の樹高や樹幹を計測することで、二酸化炭素の吸収量も算
出する。

 19日は川森社長や同大サステイナビリティ国際研究センターの和田直也
教授、同教授研究室の学生ら10人が作業に参加。借用した約3千平方メー
トルの耕作放棄地に、漆の苗木110本を植え込んだ。

 10年で幹の直径が約20センチに成長し、樹液の採取ができる見込み。
今後も毎年300〜500本のペースで植樹を続ける予定だ。川森社長は
「国産漆と脱炭素はどちらも需要が高い。取り組みを成功させ、地域にも
恩恵を還元したい」と話している。

漆の苗木を植樹する川森社長(右)ら


ジャパンズが開発した「ウルシート」で加工した食器

記事・画像:北日本新聞から