2025/04/22
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市小杉地区鷲塚加茂社の八重紅枝垂桜 2025/04/08 撮影
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今日の列車(富山地方鉄道富山市内軌道線)

富山駅を発車した9001環状線 2019/07/08 撮影
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今日のダム湖

上越市柿崎区松留にある新潟県営柿崎川ダムかがやき湖
2011/10/29 撮影
左岸の林道から
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今日の植物

自宅居間に咲く芙蓉 2015/08/30 撮影
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バイオマス混焼の比率拡大 北電七尾大田、石炭火力を
高効率化
2025年4月22日 05:00
北陸電力は4月21日、七尾大田火力発電所(石川県七尾市)の石炭2号
機で、木質バイオマス燃料を15%混焼させた発電を始めたと発表した。石
炭火力は二酸化炭素(CO2)排出量が大きいため、高効率化が求められて
いることに対応した。
北電の2023年度の電源構成は、志賀原発は稼働しておらず、火力の石
炭が43%に上り、石油が1%、LNGが9%、水力が24%などとなって
いる。他の電力会社に比べて石炭の割合が高く、電気の安定供給を前提に脱
炭素化も目指すため、石炭にバイオマス燃料を混ぜる取り組みを進めている。
七尾大田では、2010年に木質チップの混焼に着手したが、熱量の比率
で1%程度にしかならなかった。高効率化に向け、燃焼効率の高い木質ペレ
ットを海外から調達。バイオマス燃料の貯蔵サイロを建設したほか、発電設
備の改造工事も行い、比率を15%にアップさせた。年50万トンのCO2
排出量削減を見込む。
敦賀火力発電所(福井県敦賀市)の石炭2号機でも24年11月から、
15%の混焼比率でバイオマス燃料を使用している。
記事:北日本新聞から

北陸電力七尾大田火力発電所