2025/06/22(日)
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山市明輪町の富山地方鉄道富山市内軌道線富山駅を発車したT101岩瀬浜
発グランドプラザ前行き 2025/06/05 撮影
1920 X 1080
今日の列車(H.SUWA HP開設の頃 富山地方鉄道)

立山線立山駅に停車中の16013+16014+112宇奈月温泉行き
1998/09/12 撮影
1920 X 1080
黎明期のデジタルカメラC-1400で撮影を拡大しているため画像が悪い
今日のダム湖 富山県南砺市県営境川ダム桂湖
2012/05/20 撮影

桂橋から上流側
1920 X 1080
今日の植物

富山市常西合口用水沿いのユキヤナギ 2016/04/06 撮影
1920 X 1080
自はさみがうちわ? 雄エビ発見 若狭湾の水深100mで
2025年6月22日 17:40
はさみがうちわのような形のエビが見つかった。非常に不思議な形と専門
家も驚き「カニのように振って、求愛行動に使う可能性もあるのでは」と推
察する。採集されたのは、福井県と京都府にまたがる若狭湾の水深約100
mの地点だった。
千葉県立中央博物館の駒井智幸地域連携課長(59)と京都大の辺見由美
助教(34)の共同研究グループが発表した。
辺見助教が2018〜23年、京都府伊根町沖で採集し、駒井さんが形態
やDNA配列を分析した。その結果、全長1cmほどの「ワカサムラサキエ
ビ」の雄だと分かった。今年2月、ニュージーランドの国際学術誌に研究成
果が掲載された。
新種のワカサムラサキエビを発見し、若狭湾にちなんで名付けたのも駒井
さんら。2023年に発表した時は雌のみで、今回の特徴の“うちわ”はなか
った。
駒井さんらによると、海底から回収するまでにひどく衰弱したり、傷つい
て死んだりするため、生態にはまだ不明な点が多いという。
今回の研究では他に、若狭湾と神奈川県の相模湾で採集されたエビが「ア
カムラサキエビ」という新種だったことも発表された。今年2月時点でムラ
サキエビ属は世界で44種、日本近海で14種となった。
自ら船に乗って甲殻類を集めたり、全国の研究者と連携したりして、約4
00の新種を見つけてきた駒井さん。「絶滅の危機にひんしているか知るた
めにも、未知の種を減らしたい」と意気込み「生態系に影響するので、海に
ごみを捨てないでほしい」と訴えている。

ワカサムラサキエビの雄(京都大学の辺見由美助教提供)
記事・画像:北日本新聞から