2025/07/05(土)10:55 更新時天気
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市黒河の富山県民公園太閤山ランドの紫陽花 2025/06/13 撮影
1920 X 1080
今日の列車(デジタルカメラ黎明期の加越能鉄道万葉線)

広小路駅を発車した7072中新湊行き 1998/09/20 撮影
1920 X 1080
今日のダム湖

砺波市庄川町金屋にある庄川用水合口ダム湖 庄川水記念公園から上流側
2012/05/20 撮影
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今日の植物

朝日町舟川右岸の枝垂れ八重桜 2016/04/11 撮影
1920 X 1080
暑さで?サギ大量死 富山城址公園の堀、
鳥インフルは陰性
2025年7月3日 05:00
富山市中心部の観光名所、富山城址公園の堀で2日までに、ダイサギの死
骸が複数浮いているのが見つかった。市は暑さによるストレスが要因とみて
いる。市民からは「きれいな街だと思って富山市に来る観光客に悪い印象を
持たれるのではないか」と不安視する声も聞かれ、市は網ですくい上げるな
ど対策を急ぐ。(青山郁子)
富山城址公園の管理事務所によると、公園の石垣上の樹木では、今春から
サギ類が約100羽営巣している。最初に死骸に気付いたのは6月30日で、
約40羽が堀に浮いていた。同日は富山市秋ケ島(富山空港)で35.8度
を記録した猛暑日。サギは汗腺がなく体温調整ができないため、市は高温に
よるストレスが原因の大量死と推測する。念のため県東部家畜保健衛生所
(同市水橋金尾新)で鳥インフルエンザの簡易検査を行い、陰性が確認さ
れた。
7月2日朝も、6〜7羽の死骸が堀に浮いていた。毎日そばを通るという
市民からは「観光客が多く訪れる場所。見せたくない光景だ」との声が聞か
れた。
公園では数年前からサギ類が営巣し始め、ふん害や悪臭などの問題が発生
していた。周囲には宿泊施設などもあり、多くの苦情が寄せられたことから、
市は先月23〜27日に松の木6本を伐採した。担当する市公園緑地課は、
伐採とサギの大量死とは無関係との見方を示す。
市科学博物館主任学芸員の清水海渡さん(脊椎動物担当)によると、サギ
類は魚を餌にするため、水辺の多い県内には多く生息する。今回死んでいた
サギは、ほとんどが飛ぶことができる個体と見られることから「伐採しても
別の場所へ飛んでいけたはず」と話す。
サギによる被害を巡っては、舟橋村の竹内神明社でもふん害などが問題と
なり、今秋にも一部の樹木を残し約50本の樹木を伐採することが決まって
いる。

堀に浮かぶダイサギの死骸=7月2日11時ごろ、富山城址公園
記事・画像:北日本新聞から

ダイサギ 福井市朝倉遺跡

ダイサギ 福井市朝倉遺跡

富山城址公園の堀