2025/08/02
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晴れ 気温 33.7℃
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

JR西日本ビルマルート4F岡万から富山駅南口 2023/06/29 撮影
2025/06/13 撮影
1920 X 1080
今日の列車(デジタルカメラ黎明期の富山地方鉄道)

電鉄富山−稲荷町間を走る10031+10032南富山経由岩峅寺行き
1998/11/14 撮影
1920 X 1080
今日のダム湖 庄川用水合口ダム 舟戸湖
庄川本流最下流にあり堰堤の庄川合口堰堤は小牧ダムと供に国の登録文化財
に指定されている。左岸は富山県砺波市庄川町金屋で庄川水記念公園になっ
ている。右岸は砺波市庄川町庄で湖岸から林道まで約400m離れており、
金屋石の石切場跡の一部が見える以外人工物は無く、時々カモシカが現れる。
ダムは発電を行う関西電力が管理している。

右岸取水口 灌漑、発電、水道水用を取水する 2012/09/22 撮影
1920 X 1080
今日の植物

富山県朝日町境、仁王山 護國寺のシャクナゲ 2016/04/25 撮影
1920 X 1080
「支援なければ2026年秋に廃線」、地元自治体に伝
える 富山地鉄、滑川−新魚津・岩峅寺−立山
2025年7月31日 05:00
富山地方鉄道(富山市)が鉄道本線の滑川−新魚津駅間と立山線の岩峅寺
−立山駅間について、行政の支援を得られなければ2026年秋に廃線にす
る方針を固めたことが30日、複数の関係者への取材で分かった。取締役会
で方針を承認し、沿線自治体に伝えた。存続に向けた協議が続く中、地鉄側
が「最後通告」を突きつけた格好で、支援の行方が注目される。
富山地鉄は経営難から、不二越・上滝線を含む鉄道3路線の不採算区間の
廃線を検討する考えを繰り返し示しており、その対象を明示した。不二越・
上滝線については既に富山市が、自治体が設備の維持管理費を負担する「み
なし上下分離方式」を軸に、国の支援制度を活用した再構築を検討している。
関係者によると、本線で廃止対象とした滑川−新魚津駅間はあいの風とや
ま鉄道と並行している。地鉄は富山駅を起点に採算が取れる区間について、
滑川よりも手前の上市までとしていたが、滑川まで維持する方針とした。
立山線はこれまで、本線から分岐する寺田−五百石駅間を採算区間として
いたが、利用状況などを踏まえて5駅進んだ岩峅寺まで存続させるとした。
鉄道の存廃を巡っては2024年度から、県と沿線7市町村が検討会を立
ち上げ、運営形態の再構築などを議論。今年6月から「本線」「立山線と不
二越・上滝線」の二つの分科会を設け、地鉄を交えて支援に向けた具体的な
話し合いをスタートさせている。
一部区間の廃線方針を固めたことについて地鉄は取材に、これまでも実務
者会議などの場で問題提起してきたとし「6月末までに支援の方向性につい
て回答をいただく予定だったが、行政から示されなかった」と主張。「行政
との協議は続けるが、廃止せざるを得ない区間を明確にしていく段階にある」
とした。
自治体によると、廃線時期は「2026年11月」としているという。

あいの風とやま鉄道(奥)と併走する地鉄の列車=滑川市辰野
記事・画像:北日本新聞から

富山市小見の立山線有峰口駅を発車した電鉄富山行き

あいの風とやま鉄道東滑川駅ホームから地鉄本線