2025/08/22
(金)18:15 更新時天気
晴れ 気温 30.7℃
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山県立大学「ひまわり迷路」のヒマワリ(向日葵)2016/08/04 撮影
1920 X 1080
今日の列車(デジタルカメラ黎明期の富山地方鉄道)

電鉄富山−稲荷町間を走る14761+14762宇奈月温泉行き
1999/04/29 撮影
1920 X 1080
今日のダム湖 庄川用水合口ダム 舟戸湖
庄川本流最下流にあり堰堤の庄川合口堰堤は小牧ダムと供に国の登録文化財
に指定されている。左岸は富山県砺波市庄川町金屋で庄川水記念公園になっ
ている。右岸は砺波市庄川町庄で湖岸から林道まで約400m離れており、
金屋石の石切場跡の一部が見える以外人工物は無く、時々カモシカが現れる。
ダムは発電を行う関西電力が管理している。

旧二万七千石用水取水口跡付近の島 2013/06/25 撮影
1920 X 1080
今日の植物

富山県朝日町境、仁王山 護國寺のツツジ 2016/04/25 撮影
1920 X 1080
異業種がメロン栽培挑戦 接着剤メーカーのヤヨイ化学
工業(高岡)、品質管理技術生かす
2025年8月22日 05:00
建築内装用接着剤メーカーのヤヨイ化学工業(高岡市下麻生)は、射水工
場(射水市片口久々江)で、メロン栽培に取り組んでいる。2年前から室内
で水耕による実験栽培を始め、試行錯誤を繰り返している。現在は2品種に
絞り、今年6月には栽培室を2倍に拡張。2026年12月の試験出荷を目
標にしており、担当者は「安定した栽培方法を確立して、将来的にはブラン
ド化を目指す」と話す。(室田雅人)
ヤヨイ化学工業は、製品である接着剤の主原料に植物由来のでんぷんを使
用。製品の原点である植物で新規ビジネスを展開しようと、メロン栽培への
参入を決めた。化学品製造で培った品質管理などのノウハウを生かせると判
断し、室内で水耕栽培に取り組むことにしたという。
2023年6月に設備をそろえて、事業開発部が実験的に栽培を始めた。
現在は3人が担当。さまざまな品種の種を植え、養液や発光ダイオード
(LED)の光量、室温などを調整し、4〜5カ月かけて育てており、収穫
後は糖度や大きさをチェックする作業を重ねている。
室内での水耕栽培は、コストの課題がある一方、きめ細かく管理すること
で、天候に左右されず病害虫の心配もないといったメリットがあるという。
専門家の意見も聞きながら、さまざまな条件でこれまでに7品種を栽培。
収穫後のチェックを踏まえ、現在は2品種を軸に育てている。事業を加速さ
せるため、6月には栽培室を従来の2倍の約90平方メートルに広げ、ユニ
ットも増強した。
手探りでの栽培が続く中、事業開発部の石川修司次長は「味や大きさ、収
穫量などで、手応えをつかみつつある。おいしいメロンを提供できるよう、
しっかりした栽培方法を確立したい」と強調。2026年12月の試験出荷
を目指し、販路開拓や量産体制の整備などに取り組む。

水耕でメロンを育てるヤヨイ化学工業の栽培室=射水市片口久々江

実験栽培で収穫したメロン
記事・画像:北日本新聞から