2025/08/28(木)
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山市八尾町蒲谷にある富山県営室牧ダム堰堤と取水設備
2009/05/19 撮影
1920 X 1080
今日の列車(デジタルカメラ黎明期の富山地方鉄道)

越中三郷−越中荏原間を走る681系サンダーバード立山大阪行き
1999/04/29 撮影
1920 X 1080
今日のダム湖 庄川用水合口ダム 舟戸湖
庄川本流最下流にあり堰堤の庄川合口堰堤は小牧ダムと供に国の登録文化財
に指定されている。左岸は富山県砺波市庄川町金屋で庄川水記念公園になっ
ている。右岸は砺波市庄川町庄で湖岸から林道まで約400m離れており、
金屋石の石切場跡の一部が見える以外人工物は無く、時々カモシカが現れる。
ダムは発電を行う関西電力が管理している。

左岸の水記念公園鯉恋宮付近 2013/06/25 撮影
1920 X 1080
今日の植物

射水市新湊地区藤乃宮・神明宮の藤 2016/04/26 撮影
1920 X 1080
伏木富山港 貿易総額4.8%減、2596億円
県内上半期、ロシア向け中古車24.4%減
2025年8月28日 05:00
大阪税関伏木税関支署が8月27日発表した2025年上半期(1〜6月)
の富山県の貿易概況は、伏木富山港(伏木港、富山新港、富山港)と富山空
港を合わせた貿易総額(輸出入の合計額)が前年同期比4.8%減の2596
億円だった。ロシア向けの中古車輸出が落ち込んだことが要因。輸出から輸
入を差し引いた金額はマイナス124億円となり、2024年下半期に続き
2期連続の貿易赤字となった。
輸出額は、前年同期比11.8%減の1236億円。このうちロシア向け
の中古車は金額が24.4%減の324億円となり、台数は26.4%減の2
万9679台だった。
同支署によると、ロシア向け中古車は首都圏のオークション会場での取引
台数が多く、近年は会場から近い関東の港から輸出される傾向にあり、その
分、伏木富山港の取扱量が減少しているとみられる。ロシア国内で自動車の
生産量が伸びているほか、中古車のリサイクル税の引き上げも影響した可能
性があるという。
輸出品目で金額がトップだったのは、自動車で24.6%減の328億円。
次いで銅・銅合金が11.3%増の153億円。ボタン・スライドファスナー
類が4.1%増の84億円で続いた。
国別では、1位がロシアの400億円、2位は中国の237億円、3位は韓
国で117億円だった。
輸入額は、前年同期比2.5%増の1360億円だた。品目別で金額が最
も大きかったのは非鉄金属で330億円。建材需要の高まりに伴い31.3
%増えた。次いで金属鉱・くずが2.4%増の162億円。パルプウッド等
は、能登半島地震の影響から回復し、40.9%増の92億円だった。
国別では、1位がマレーシアで328億円、2位は中国の229億円、3
位がアラブ首長国連邦で87億円だった。
米国向け輸出57億円 伏木税関支署、関税の影響「未把握」
伏木税関支署によると、2025年上半期の県内の米国向け輸出額は57
億円だった。トランプ米政権による高関税政策の影響が懸念される中、伏木
富山港の主要品目である車で輸出実績がないことなどを踏まえ、谷川正徳支
署長は「現時点で影響を把握していない」と説明。ただ、米中の貿易摩擦の
激化で国際物流が停滞する可能性もあり、「今後の推移を見守る必要がある」
とした。
同支署のまとめでは、県内の輸出額全体のうち、米国向けは4.6%にと
どまり、国別では6位。品目としては医薬品が最も多く、鉄鋼品や自動車部
品が続いた。

貿易用のコンテナなどが集まる富山新港国際物流ターミナル
射水市越の潟町

記事・画像:北日本新聞から