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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山市八尾町正間の国道472号線から富山県営室牧ダム湖
2009/05/19 撮影
1920 X 1080
今日の列車(デジタルカメラ黎明期の加越能鉄道万葉線)

高岡軌道線江尻駅を発車した7072越ノ潟行き 1999/07/31 撮影
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今日のダム湖

岐阜県飛彈市神岡町西茂住にある北陸電力新猪谷ダム湖 2013/07/20 撮影
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今日の植物

自宅庭の薔薇 2016/05/10 撮影
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日立、米東部の鉄道工場本格稼働 投資150億円、
事業加速狙う
2025年9月9日 08:24
【ヘイガーズタウン共同】日立製作所は8日、米東部メリーランド州でデ
ジタル技術を駆使した最先端の鉄道車両製造工場を本格稼働した。投資額は
1億ドル(約150億円)で、460人を雇用する。首都ワシントンを走る
地下鉄などに車両を納入する。最重要に位置付ける米国市場で有望な領域に
積極投資し、事業の成長加速を狙う。
車両の製造は、日立で鉄道システム事業を手がける「日立レール」が担う。
ワシントンのほか、メリーランド州ボルティモアの地下鉄、東部ペンシルベ
ニア州フィラデルフィアの交通局向けとなる。月間20両を製造できる態勢
とし、当面は600両以上を出荷する計画だという。
工場では、犬型ロボットを活用した車両の自動品質検査や、製造工程のリ
アルタイム監視システムを備え、品質の確保などに役立てる構えだ。
記者会見した日立の徳永俊昭社長は「米国での成長に向けた大変意義深い
一歩だ」と強調した。トランプ米政権の高関税措置で打撃を受ける事業もあ
る中、鉄道事業は「地産地消」を進めているため、直接的な影響は軽微だと
説明した。
ただ高関税に伴い企業にデジタル投資を抑制する動きが見られると指摘。
「関税がもたらす世界経済へのインパクトを心配している」と述べた。

日立製作所の工場で鉄道車両の自動品質検査に活用される犬型ロボット
(手前)=8日、米東部メリーランド州(共同)
記事・画像:北日本新聞から

日立製作所の鉄道事業を行う日立レールのヘイガーズタウン工場
画像:日立製作所から