2025/10/01(水)
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

万葉線庄川橋梁付近のクルミ 2025/09/19 撮影
1920 X 1080
今日の列車 万葉線

越ノ潟駅に到着する7071折返し高岡駅行き 2024/04/04 撮影
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今日のダム湖 関西電力 小牧ダム
富山県砺波市庄川町小牧 管理所は関西電力小牧発電所
総貯水量37,957,000m
3、有効貯水量は18,858,000m
3

定期船乗船場駐車場から堰堤側 2014/05/25 撮影
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今日の植物 富山県中央植物園 2016/05/21 撮影

南池桜並木側沿いのカキツバタ
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立山鉱泉(富山市)が継承 入善の観音湯、
10月1日から週6日営業
2025年9月30日 23:48
黒部市以東で唯一の銭湯を残そうと後継者を募集していた観音湯(入善町
入膳)は、10月から立山鉱泉(富山市中島)が運営を引き継ぎ、新たな一
歩を踏み出す。約60年の歴史を閉じた後、2020年11月から町内の若
手経営者らでつくる合同会社善商が営業を続けてきた住民憩いの場。関係者
が30日、浴場に集まり、「地域に根ざした銭湯を守り、さらに愛される場
所にしていく」と決意した。
1958年創業の観音湯は2018年、店主の病気を理由に閉業。再開を
望む声を受け、2年後に善商が引き継いだ。当初から次世代への継承が目的
で、今秋に復活から5年を迎えることから、バトンを渡す経営者を7月から
募ってきた。
県内外から8件の応募があり、銭湯経営の実績がある立山鉱泉に白羽の矢
を立てた。中平昇吾代表(37)も6年前に経営を引き継いだ経験を持ち、
手を挙げた理由として「運営の苦労は理解した上で、地域の銭湯を残したい
との思いが膨らんだ」と話す。
中平代表の下で働く竹内将大さん(29)が観音湯に住み込み、店長とし
て番台に立つ。他のスタッフ2人とまきボイラーでの湯沸かしや浴場清掃な
どの業務を担う。「まずは自分がまちに溶け込み、よりよい銭湯をつくりた
い。住民イベントも開き、コミュニティーの活性化にも貢献したい」と意気
込む。
善商は今後、運営面のサポートを続ける。浜田雅弘代表社員(48)は
「末永く観音湯を守り、地域に愛される銭湯にしてもらいたい」と期待を寄
せた。
観音湯は1日から、週4日だった営業日を月曜を除く週6日とする。オー
プン時間は14時30分〜21時30分。5日は入浴料金を無料として開放
する。

善商の浜田代表(左)と言葉を交わし、意気込みを新たにする立山鉱泉の
中平代表(右)と竹内さん=観音湯
記事・画像:北日本新聞から