2025/10/12(日) 6:55 更新時天気  晴れ 気温 22.8℃
 
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

万葉線叶V湊港線庄川口駅に到着するMLRV1005高岡駅行き
2025/09/19 撮影
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今日の列車 万葉線


高岡駅−末広町駅間を走る7073越ノ潟行き 2024/06/06 撮影
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今日のダム湖 関西電力 小牧ダム
富山県砺波市庄川町小牧 管理所は関西電力小牧発電所
総貯水量37,957,000m 3、有効貯水量は18,858,000m 3


長崎大橋からダム湖上流側 2014/05/25 撮影
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今日の植物 富山県中央植物園 2016/05/21 撮影

南池桜並木側沿いのクレマチス園のクレマチス
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重金属同時低減を模索 イ病原因企業、被団協提案受け
2025年10月12日  05:00
 イタイイタイ病の原因企業、神岡鉱業(岐阜県飛騨市)は10月11日、
被害者団体「神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会」(被団協)による
工場内立ち入り調査の場で、イ病の原因となる重金属カドミウムのほか、亜
鉛、鉛の排水中の濃度を同時に低減させる試みを重ねていると説明した。

 排水中の濃度を下げるには、水に溶けている重金属を微粒子にし、それら
を凝集して、沈殿させ、上澄み液を浄化する工程が必要になる。ところが、
重金属の種類ごとに、微粒子に変わる水素イオン指数(pH)が異なるため、
カドミ、亜鉛などの濃度を同時に薄めることは困難とされてきた。

 昨年の立ち入り調査で、被団協の協力科学者、高橋光信金沢大名誉教授の
提案を受けてから、同社が1年にわたり実験を続け、最適なpHの数値を探
っている。さらに、廃水処理施設に、沈殿を促すための設備を新たに導入し、
効果的な手法の確立を目指していることも明らかにした。

 被団協の江添良作代表は取材に「これからも(前向きな)提案を重ね、企
業側との『協働』によって、難しい目標をクリアできればいい」と述べた。

 田邊修孝社長は「環境安全最優先の方針の下継続して改善に努めていく」
との考えを示した。

廃水処理施設(左)の機能向上の取り組みについて神岡鉱業社員(左手前)
から説明を受ける被団協メンバーら=岐阜県飛騨市
記事・画像:北日本新聞から