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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山市小見の重要文化財 本宮砂防堰堤 旧第一副堰堤と心のかけはし
2025/09/27 撮影
1920 X 1080
  

今日の列車 万葉線


志貴野中学校前駅を発車した1005越ノ潟行き 2024/10/12 撮影
1920 X 1080

 

今日のダム湖 関西電力 小牧ダム
富山県砺波市庄川町小牧 管理所は関西電力小牧発電所
総貯水量37,957,000m 3、有効貯水量は18,858,000m 3


南砺市長崎地区からダム湖 2014/05/25 撮影
1920 X 1080


今日の植物 富山県中央植物園 2016/05/21 撮影

サクラ・ウメ園付近のネモフィラ
1920 X 1080


利便性向上策を10月下旬に提示 地鉄再構築で
富山市方針
2025年10月16日  05:00
 経営難が続く富山地方鉄道の不二越・上滝線の再構築を巡り富山市は10
月下旬予定の分科会で、国に提出する計画に盛り込む具体的な利便性向上策
を示す。策実行に伴う需要予測も合わせて報告し、地鉄や県、立山町の意見
を聞いた上で計画策定を進める考えだ。藤井市長が15日の定例記者会見で
質問に答えた。

 市は不二越・上滝線の活性化に向け、「みなし上下分離方式」を軸に、再
構築の実施を検討している。年内の計画策定、2026年度の事業開始を目
指す。

 計画には事業構造の変更のほか、利用者を増やすための方策が必要になる。
再構築であいの風とやま鉄道に経営移管するJR城端線・氷見線の例では、
運行本数増や新型車両の導入などを盛り込んだ。

 市長は会見で「今後の会議では詳細が明らかになり、承認をいただくこと
がたくさんある」とし、不二越・上滝線の具体的な支援策が決まっていくと
の見通しを説明。再構築を進める上で地鉄側に求める条件については「県や
立山町と調整し、適切な時期に提示したい」と述べるにとどめた。
                       記事:北日本新聞から


富山地方鉄道不二越・上滝線南富山駅

 不二越線は、富山駅−笹津駅間の富山鉄道の路線の一部で笹津線廃止後、
富山駅−南富山駅間が残った。上滝線は、電源開発を目的とした富山県営鉄
道が南富山駅−千垣駅間を開業させた。1943年に戦時下の鉄道統合で、
富山地方鉄道に譲渡され立山線となった。戦後、観光を目的に千垣駅−立山
駅間が開通した。1969年に寺田駅−立山駅間が立山線になり、電鉄富山
駅−岩峅寺駅間は上滝線となった。
 現在は不二越・上滝線の名称で全列車電鉄富山−岩峅寺間で運行されてい
る。平成の市町村大合併で岩峅寺駅以外は富山市の駅となった。電鉄富山駅
−大川寺駅間が富山市区間。