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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

万葉線高岡駅の1番線に停車中の7074越ノ潟行き 2025/11/01 撮影
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今日の列車 富山地方鉄道富山市内軌道線


地鉄ビル前駅を発車した7012南富山駅前行き 2019/10/23 撮影
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今日の動物

高岡市千保川北陸新幹線付近のヒドリガモ 雄・雌 2024/04/10 撮影
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今日の植物

富山ライトレール下奥井駅のキンシバイ 2016/06/04 撮影
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地鉄立山線全線存続、岩峅寺ー立山間の廃線見送り 
県・沿線自治体合意、再構築2027年度着手
2025年11月23日  00:51
 南富山地方鉄道の鉄道線立山線を巡り、富山県と立山町、富山市は11月
22日、不採算を理由に廃線案が浮上していた岩峅寺―立山駅間を存続させ
るため、国の支援措置を活用して2027年度から再構築事業に着手するこ
とで合意した。立山町での会合に同席した富山地鉄は協力する姿勢を示し、
廃線は見送られることになった。

 立山線は電鉄富山駅から県内最大の観光地である立山黒部アルペンルート
につながる路線で、年間約30億円の経済波及効果があることなどを踏まえ
て判断した。今後は国に提出する事業計画を26年度中に策定するため、自
治体による財政負担や事業構造の見直し、利用促進策などを検討する。

 22日は鉄道線の存廃を話し合っている検討会の立山線分科会を立山町元
気交流ステーションみらいぶで開き、再構築事業に取り組むことを確認。立
山町は、財政負担額を算出するための経費を補正予算案に盛り込み、町議会
12月定例会に提出すると説明した。

 また県は、年間約10万人という立山線の利用者がもたらす経済波及効果
が28億円に上るとの試算を公表。インバウンド(訪日客)が増加傾向にあ
ることから、5年後の2030年には1.5倍の45億円に増えるとの見通し
も示した。

 再構築事業には運行会社の参画が欠かせず、富山地鉄の中田邦彦社長は
「前進だと捉えており、知恵を出し合っていきたい」と、応じる考えを明ら
かにした。

 鉄道線を巡って富山地鉄は、年内に自治体による支援が打ち出されない限
り、立山線と本線それぞれの一部を26年11月末で廃止するとしていた。

 今回の合意で存廃が固まっていない区間は本線の滑川―宇奈月温泉駅間の
み。自治体側は存続に向けた協議の時間を確保するため26年度の支援を確
約した上で廃止判断の先送りを求める方向で調整しており、29日の本線分
科会で話し合う。

               山間部を走る富山地鉄立山線の車両

利用促進へPT発足 立山町長「みなし上下を前提」
 22日の会合で県は、立山線の利用促進に向け富山市と立山町、富山地鉄、
アルペンルートを運営する立山黒部貫光(TKK)と共に10月、プロジェ
クトチーム(PT)を発足させたことを明らかにした。利用者や収益の増加
につながる施策を検討するという。舟橋貴之町長は会合後、施設整備の費用
を自治体が負担する「みなし上下分離方式」を前提に再構築事業を進めると
した。

 町は会合で、今年9月に立山駅構内で実施したアンケート調査の結果を報
告。アルペンルートを訪れた観光客で、立山線がなければ「訪問していなか
った」と答えた人が約6割に上ったほか、1人あたりの県内消費額が交通費
や宿泊費などで約7万3千円だった。

 町の担当者は「立山駅で降りる観光客数はコロナ前近くまで回復している。
観光需要はさらなる増加を見込める」と分析。立山線の収益増に向けた具体
案として座席指定や特急料金、沿線住民の運賃割引を挙げた。

 県は、廃線対象となった岩峅寺−立山駅間沿線の30年度にかけての斜面
防災対策事業についても説明した。舟橋町長は「地鉄が運行継続をためらっ
た最大の要因は(多額の経費を要する)安全対策」と指摘し「県が斜面防災
の見通しを示したことは地鉄も心強く感じただろう」と語った。

記事・画像:北日本新聞から