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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡古城公園中の島のイロハモミジの紅葉 2024/11/25 撮影
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今日の列車 富山地方鉄道富山市内軌道線

地鉄ビル前駅を発車した7015南富山駅前行き 2019/10/23 撮影
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今日の動物

射水市大江を流れる下条川のコガモ 雄 2024/04/13 撮影
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今日の植物

富山ライトレール蓮町駅付近のアルストロメリア 2016/06/04 撮影
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水力187ヵ所 設備更新 電力10社2020〜30年度計画、
北陸電力AI活用で発電量増
2025年11月25日 05:00
大手電力9社と電源開発(Jパワー)が2020〜30年度に、水力発電
所計187カ所で設備更新(リパワリング)を実施したか、今後実施するこ
とが24日、共同通信のアンケートで分かった。出力増加は計13万キロワ
ット余りの見通し。国のエネルギー基本計画は脱炭素電源確保に向け、原子
力とともに、水力を含む再生可能エネルギーの最大限活用を掲げており、各
社は既存の水力の発電効率を高めようと、最新型水車への切り替えや、ダム
運用への人工知能(AI)の導入に取り組んでいる。
開発余地が限られているため、今後新たに建設予定の水力発電所は5社の
計11カ所にとどまった。
水力発電は燃料費が不要で、天候に左右されにくい安定性が再評価されて
いる。発電所の多くは高度経済成長期から1990年代にかけて建設され、
老朽化した設備が少なくない。10社が187カ所で計画したリパワリング
のうち111カ所は既に工事が完了した。10年単位の工期が要る新規建設
に対し、リパワリングは発電量の増加を早く見込める。東京電力リニューア
ブルパワーは54カ所で予定。持ち株会社、東京電力ホールディングスの小
早川智明社長は5月の記者会見で「水力のリパワリングはすぐにでもキャッ
シュ(利益)につながる」と意欲を示した。
北陸電力は、神通川水系のダム5カ所に流入する水の量をAIで正確に予
測し、溢水(いっすい)防止のための放流を減らした。発電に使える水が増
えて、約5400世帯の年間消費電力に相当する1500万キロワット時の
発電量増加を見込めるようになった。
関西電力は9カ所で水車や発電機などを取り換える。この9カ所とは別に
2030年度以降、電気が余る時間帯に水をくみ上げて、需要が高い時に発
電する揚水発電所2カ所を刷新する予定だ。再生エネの普及に伴い、太陽光
発電を制限する出力制御が頻繁に実施されており、蓄電池のような役割を果
たす揚水は重要性が高まっている。東北電力は福島市の蓬莱(ほうらい)発
電所3号機の水車ランナ(羽根車)を最新型に取り換えるななどした。

東北電力蓬莱発電所3号機で取り換えられる最新型の水車ランナ(羽根車)
=2024年9月、福島市(同社提供)

2025年5月にリパワリングが完了した北陸電力馬場島発電所
記事・画像:北日本新聞から