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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

小杉戸破地区の県道44号線沿いの蔦の紅葉 2025/11/20 撮影
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今日の列車 あいの風とやま鉄道線

富山駅を発車した521系AK20編成泊行き 2025/03/22 撮影
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今日のダム湖

南砺市上平細島の国道156号線から小原ダム湖と堰堤 2014/05/25 撮影
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今日の植物

富山地方鉄道舌山駅付近 松桜閣のヤナギハナガサ 2016/06/20 撮影
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並行区間の早月川橋老朽化、整備に30〜85億円
地鉄本線存廃で滑川市試算
2025年12月7日 05:00
富山地方鉄道の鉄道線本線の存廃を巡り、滑川市は12月6日、市民との
意見交換会で、あいの風とやま鉄道と並行する滑川−新魚津駅間にある老朽
化した早月川の橋の架け替えに30億〜85億円が必要との試算を示した。
同区間を存続する場合、施設整備費用を自治体が負担する「みなし上下分離
方式」を採用すると、市単独で年間1億円超がかかると説明。水野達夫市長
は「将来に負担を残さないよう中長期的な視点で考える」と述べた。
富山地鉄本線の存廃を巡っては、11月29日のあり方検討会本線分科会
で、協議対象をあいの風との並行区間である滑川−新魚津駅間に絞ることを
確認。新魚津−宇奈月温泉駅間は存続を前提とする。
滑川市は、市西加積地区公民館など2会場で意見交換会を開催。並行区間
を維持する場合、滑川、魚津両市の間を流れる早月川の橋(315m)が完
成から89年経過し、架け替えが必要と説明した。整備費用に関し、県など
との負担割合は示さなかった。みなし上下分離方式での市の負担額は、年間
約1億1900万円になると想定した。
並行区間が廃止された場合は、滑川駅以東の浜加積、早月加積、越中中村
の各駅がなくなるため、最寄りのあいの風の東滑川駅へのアクセス向上に向
けた再整備が必要と指摘。滑川駅であいの風に乗り継ぐ際の利便性向上に向
けては、ホームに連絡橋を設置するなどの案を示した。
住民からは「沿線企業に電車通勤を要請するなど乗客を増やすべき」「将
来への投資だと位置付けて維持してほしい」といった存続を求める意見があ
った。一方で「バスなどを含めて交通弱者に配慮すべき」「税金の負担を考
えればやめるしかない」などと廃止を支持する声も上がった。
滑川市は21日までに市内9会場で市民との意見交換会を開き、存廃に向
けた方向性を決める。

記事・画像:北日本新聞から