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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市戸破のあいの風とやま鉄道線沿いから剱岳 2025/11/20 撮影
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今日の列車 あいの風とやま鉄道線


入善駅を通過するEF510-22牽引の上り貨物列車 2017/10/27 撮影
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今日のダム湖

南砺市杉尾の国道156号線から祖山ダム湖の紅葉 2014/11/05 撮影
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今日の植物

自宅庭の鉢植えハイビスカス 2016/07/27 撮影
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2026年度の富山地鉄運行に県と沿線市町村が支援表明
社長は廃止届出さない意向
2025年12月25日  00:50
 富山地方鉄道鉄道線を巡り、沿線7市町村の首長と新田八朗知事が参加す
る「あり方検討会」は12月24日、県民会館であり、行政側が2026年
度の運行費を支援する方針を伝えた。富山地鉄の中田邦彦社長は、方針を踏
まえて2026年度の全線運行を続けるとし「廃止届の提出はしない」と述
べた。 

 富山地鉄は、行政の支援がなければ本線の滑川―宇奈月温泉駅間、立山線
の岩峅寺―立山駅間を廃線にする方針を掲げていた。廃止の場合、2026
年11月までの運行を想定。国への廃止届提出を考慮し、存廃の判断期限を
今年12月としていた。

 会合で新田知事は「(路線ごとの)分科会の状況を踏まえると、さらに議
論が必要。2026年度については現状の路線維持が不可欠だ」と強調した。
2026年度の赤字分を県と7市町村、富山地鉄が3分の1ずつ負担するス
キームを提案した。沿線の首長から異論は出ず、合意した。

 7市町村ごとの負担額について、電車の走行距離や財政規模を踏まえて調
整することも確認した。

 行政側が2026年度の運行支援を表明したことを受け、中田社長は会合
で、2026年度中は現行通りの運行を続けると説明。「収支状況は厳しい。
改善への努力を続けていきたい」と述べた。

 県によると、2026年度の収支差は2025年度と同程度の約6億円の
赤字に上る見通し。行政からの2026年度の支援総額は4億円と推定され、
2023年度から継続している路線の安全性・快適性向上のための約3億円
を合わせて約7億円に上る見込みだ。2025年度分の5億円からの増額は
確実という。

 今後の議論は、あいの風とやま鉄道との並行区間である本線の滑川―新魚
津駅間の存廃が焦点となる。立山線と不二越・上滝線については、沿線自治
体が国の支援制度を活用して存続させる方向で検討が進んでいる。


ホームに停車する富山地鉄の車両=電鉄富山駅


行政側が来年度の運行支援を表明した会合=県民会館


記事・画像:北日本新聞から