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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市立大江コミュニティセンター付近から立山連峰 2025/12/06 撮影
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今日の列車 万葉線


越ノ潟駅−海王丸駅間を走るMLRV1004高岡駅行き 2024/10/31 撮影
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今日のダム湖

南砺市上平細島の国道156号線から小原ダム湖の紅葉 2014/11/05 撮影
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今日の植物

高岡古城公園市立体育館前の薔薇 2016/11/13 撮影
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地鉄立山線の利用促進 県や沿線市町・地鉄がPT、
座席確保システム導入へ
2026年1月7日  05:00
 2027年度の再構築事業開始を目指す富山地方鉄道立山線を巡り、県と
沿線市町、富山地鉄などは新たにプロジェクトチーム(PT)を設け、運賃
収入増につながる利用促進策に知恵を絞っている。常態化する鉄道事業の赤
字解消に向け、PTで出たアイデアをできるだけ早く具体化する方針だ。富
山地鉄はオンラインで座席確保ができるシステムを2026年度内にも導入
する方向で検討している。

 立山線は、県内を代表する観光地「立山黒部アルペンルート」と電鉄富山
駅を結ぶ。2025年には不採算を理由に岩峅寺―立山駅間で廃線案が浮上。
沿線自治体の立山町と富山市、県は重要な観光路線と位置づけ、存続に向け
て支援する方針を固めた。県の試算によると、年間約10万人の立山線利用
者がもたらす経済波及効果は28億円に上る。

 PTは2025年10月に始まり、富山大の中川大特別研究教授が座長に
就いた。自治体と富山地鉄、アルペンルートを運営する立山黒部貫光の職員
で構成し、利用促進策に焦点を当て議論を重ねている。

 各組織の若手職員約20人が集まった11月の会合では、アイデアを付箋
に書いて模造紙にまとめた。「普段電車を利用しない人が乗りたくなる企画
列車」「アルペンルートの旅が立山駅起点ではなく、電鉄富山駅から始まっ
ていることを伝えるプロモーション」などの意見があり、早期に着手できる
ものか、長期的に取り組む必要があるものかを整理した。県の宮崎一郎観光
推進局長は「工夫一つでまだまだ利用客を増やせる。県としてもできること
は2026年度予算に盛り込み対応したい」と意欲を示す。

 アイデアの中でも利用客がオンラインで座席を確保できるシステムは、早
期の導入へ検討が進む。PTメンバーで富山地鉄鉄軌道部営業課の住田直磯
課長代理は「できれば26年度中に導入したい。利便性を高め、より多くの
人に利用してもらえる路線になるよう努める」と話す。

富山地鉄立山線を走る車両。多くの観光客が利用する=立山町芦峅寺


立山線の利用促進に向けてアイデアを出し合う県や市町、富山地鉄の職員ら
=2025年11月、県庁
記事・画像:北日本新聞から