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富山市城南公園の菊 2016/11/21 撮影
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クマ栄養状態良好でも人里に 島根でドングリ豊凶との
関連分析 放置果樹が主要因
2026年1月16日 05:00
東京農工大や島根県などの研究チームは15日までに、ツキノワグマの脂
肪量とドングリの豊凶との関連を分析し、同県で駆除されたクマは不作年で
もほとんどが十分な脂肪を蓄え、栄養状態が良好だったことが分かったと発
表した。クマが人里に出没するのは飢餓状態が原因ではなく、放置された果
樹の存在が大きな要因とみている。
東京農工大の小池伸介教授(生態学)は「耕作放棄地にあるカキやクリな
どの誘引物の除去や、侵入経路の遮断といった対策を続けることが不可欠だ」
と強調する。他の地域は環境が異なるため、今回の島根県での調査結果と同
様かどうかは不明としている。
チームが調べたのは、2003〜18年に県内で有害捕獲や交通事故で死
んだクマ計651頭。栄養状態の指標となる皮下脂肪や、内臓と骨髄にある
脂肪量の季節変動と、ドングリの豊凶との関連を分析した。調査期間中、ド
ングリの不作が2年以上続くことはなく、不作年に有害捕獲されたクマはい
ずれも十分な脂肪をためていた。
ドングリを大量に食べる秋に脂肪量はピークを迎え、冬眠後の春には秋と
比べて皮下脂肪が62%、内臓脂肪が39%減少した。食料事情が厳しい春
から夏にかけ、いずれもさらに70%以上減った。
たまりやすく消費しやすい皮下脂肪を冬眠中に優先的に利用し、栄養状態
が厳しくなると内臓や骨髄の脂肪を利用すると考えられるという。
脂肪量と前年のドングリの豊凶を比較すると、前年が不作だった場合、年
間を通じて内臓と骨髄の脂肪量が少ない状態が続いた。皮下脂肪の量に明確
な差はなかった。

島根県内の集落に出没したツキノワグマ
(島根県中山間地域研究センター提供)
記事・画像:北日本新聞から