2026/05/06(水)
6:20 更新時天気 晴れ 気温 14.7℃
庭に咲く花

コデマリ 今年は沢山の花を付けた

ヒラドツツジ

スズラン
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡古城公園南外濠沿を泳ぐハシビロガモの雄 2026/04/08 撮影
1920 X 1080
今日の列車 JR西日本城端・氷見線

能町駅を発車したキハ47高岡行き 2026/03/16 撮影
キハ47-1134+キハ47-138
1920 X 1080
今日の動物

射水市新湊大橋西桟橋駐車場のハシブトガラス 2024/10/31 撮影
1920 X 1080
今日の植物

高岡おとぎの森公園の薔薇ローラ 2017/06/05 撮影
1920 X 1080
富山の水力可能性追求 県営庄東第一(砺波市)、
新水車で発電量増
2026年5月4日 05:00
県営水力発電所として最大級の「庄東第一発電所」(砺波市福岡)が全面
改修を終え、4月から稼働を再開した。発電効率の高い最新鋭の水車を導入
し、一般家庭約2450世帯分の年間消費量に相当する約766万キロワッ
ト時の発電量アップを実現。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給への不
安が高まる中、運営する県企業局は「富山の豊かな水資源を生かし、県産再
生可能エネルギーの活用を進めたい」としている。(新井翔大)
1968年に運転を開始した庄東第一発電所は、最大出力2万4千キロワ
ットと県営21施設の中で最大の発電能力を持っていた。しかし、庄川水系
の上流や下流の施設との兼ね合いで発電に使用できる水量が限られ、実際の
出力は能力の5~6割にとどまっていた。
今回の改修では、実際の使用水量に合わせて最も効率が良くなるよう設計
を見直した。最新鋭の水車導入がその一環で、最大出力こそ2万600キロ
ワットに低下したものの、年間発電量を約1割アップさせることに成功。油
圧システムなどの装置を減らして簡素化し、維持管理費用も削減した。事業
費は約70億円。
改修後は国の固定価格買取制度(FIT)が適用される。改修前よりも売
電単価が上がり、今後20年で約30億円の増収を見込む。
環境面での効果も大きい。水力発電は二酸化炭素をほとんど排出しないた
め、石油火力発電と比べると、年間5566トンの排出量削減につながる。
企業局によると、スギ約40万本の吸収量に当たるという。
今回の工事では、県の事業として初めて、事業者が設計から施工までを一
括して担うDB(設計施工一括発注)方式を採用した。県が詳細な設計を用
意してから発注する従来の手法とは異なり、設計段階から民間のノウハウを
活用することで工期を大幅に削減。発電停止期間が想定より16カ月短縮さ
れ、約22億円の売電収入増にもつながった。
5月27日には地元住民らを招いた完成見学会を開く予定。県は老朽化し
たほかの発電所の改修も進めており、仁歩発電所(富山市八尾町茗ケ島)は
2026年度中、大長谷第二発電所(同市八尾町中山)は28年度の稼働再
開を目指している。企業局は「エネルギー不安が高まる中、今後も水力発電
を通じ、県民の暮らしの向上に貢献していきたい」としている。

改修工事を終え、発電を 再開した庄東第一発電所=砺波市福岡

発電効率を高めた最新鋭の水車
記事・画像:北日本新聞から

仁歩発電所(富山市八尾町茗ケ島) 改修工事前 画像:富山県から

大長谷第二発電所(同市八尾町中山) 改修工事前 2009/08/18