2026/06/05(金) 16:45  更新時天気 曇り 気温 26.0℃
 
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

JR西日本城端線城端駅の満開のヤマナシ 2026/04/14 撮影
1920 X 1080


今日の列車 ハピラインふくい


福井駅に停車中の521系HF11編成敦賀行き 2024/10/20 撮影
1920 X 1080

 

今日のダム湖

砺波市庄川町小牧の大牧温泉定期船駐車場から定期船と遊覧船
2015/10/27 撮影
1920 X 1080


 
今日の植物

万葉線中伏木駅のアジサイ 2017/07/07 撮影
1920 X 1080


軌道・自動車で利益増 富山地鉄2026年3月期決算、
観光客増やダイヤ見直し
2026年5月29日 05:00
 鉄道事業が赤字となった富山地方鉄道の2026年3月期決算(単体)で、
路面電車の軌道事業は運賃引き上げや観光客の利用増で黒字幅を拡大した。
自動車事業(乗り合いバス、高速バス、貸し切りバス)は、貸し切り需要へ
の対応やダイヤ見直しなどの効果で、7年ぶりに黒字転換した前年から営業
利益を1億1千万円あまり積み増した。

 事業別の営業利益は、軌道が前年比75%増の1億9206万円、自動車
は84%増の2億5057万円、不動産や旅行業など付帯事業は13%減の
1億4654万円となった。

 軌道事業は、2025年1月に米紙ニューヨーク・タイムズの「行くべき
52カ所」に富山市が選ばれ、観光客が増えたことなどが影響し、輸送人員
が前年比3%増の799万人となった。

 自動車事業は、乗り合いバスの路線やダイヤを見直すなど業務効率化を図
った。需要が高い貸し切りバスは、高速バスを運休させることで運転手を確
保するなどの対応を取り、営業収益を前年比17%増の約6億円に伸ばした。

 連結決算は、営業収益が5%増の108億2242万円、営業損益は99
90万円の赤字となった。経常損益は6億6126万円で黒字転換し、純利
益は16%増の13億2252万円だった。

 中田邦彦社長は会見で、中東情勢の影響について、軽油価格の動向が見通
せず、整備工場で車体を塗装する際に用いるシンナーも不足していると説明。
今後も経費の増加が予想されることから、来年度は「本年度並みの収益を見
込むものの、営業損益は今年より悪化すると見込んでいる」と語った。


中田社長「輸送人員増が鍵」
 県主導の検討会で議論が進められている鉄道線の再構築に関し、中田社長
は「輸送人員を増やすことが鍵になる。実際にいろんな施策を打っているが、
今の状況になっている」と述べ、どう利用者を増やすかが最大の課題になる
との認識を示した。

 鉄道線の魅力アップに向け、利便性向上策の重要性に触れつつ、「コスト
増加にもつながりかねない」とし、収支面での慎重な見極めが必要とした。

 再構築を巡っては、あいの風とやま鉄道との並行区間の存廃が焦点となっ
ている本線の方針が定まっておらず、2027年度の運行形態も決まってい
ないため、検討会の意思決定の時期について「早ければ早いほどいい」と述
べた。

知事「鉄道線の再構築へ沿線自治体と努力」
 新田八朗知事は定例記者会見で、大幅な赤字改善が再構築の議論にどう影
響するかを問われ「決算を明るい兆しと受け止め、沿線自治体と持続的な鉄
道運営に向け努力したい」と話した。

 知事は、立山黒部貫光と連携したプロモーションや、ダイヤ改正で新設し
た立山駅までのノンストップ便の運行が功を奏したとして「さらなる増収を
期待する」とした。

富山地方鉄道の中田邦彦社長
記事・画像:北日本新聞から


富山地方鉄道の軌道線車両 T104


富山地方鉄道の観光バス 富山地鉄観光