2026/07/28(火)
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡市JR西日本氷見線雨晴駅付近遊歩道から立山連峰側
2026/07/07 撮影
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今日の列車 IRいしかわ鉄道線

あいの風とやま鉄道小杉駅に停車中の521系IR02+IR22編成福井行き
2025/03/28 撮影
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今日のダム湖

砺波市庄川町金屋の庄川用水合口ダム堰堤からダム湖 2023/04/01 撮影
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今日の植物

富山市蓮町馬場記念公園射の紅梅 2018/03/11 撮影
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富山地鉄・新庄社長インタビュー 鉄道線再構築、
利用増へ 100周年に向け処遇改善
2026年7月28日 05:00
富山地方鉄道(富山市桜町)の社長に就いた新庄一洋氏が、7月27日、
北日本新聞のインタビューに応じ、国の支援制度を活用して再構築事業に取
り組むことが決まった鉄道線本線について「今までやれなかったような、実
効性の高い施策でサービスを向上させていきたい」と意欲を語った。4年後
に控える創業100周年に向け、設備投資や従業員の処遇改善などに取り組
む姿勢も示した。 (聞き手 七瀬智幸)
-鉄道線本線は21日の県主導の検討会で、全線維持へ議論することに決
まった。
「二つの思いが交錯した。まずは安堵(あんど)。鉄道線は会社の象徴で、
全従業員がほっとしていると思う。一方で不安も感じる。3路線計93.2キ
ロを維持するため、仲間となる県、沿線自治体とどうやっていくのか。行政、
民間と立場の違いを尊重し合わないといけない」
-今後は沿線自治体の費用負担が焦点となる。議論に望むことは。
「費用ばかりに終始せず、鉄道をどう生かすかという議論が理想。ただ、
投資して地域活性化するか、現状のままでいいのかなど、自治体の思惑や立
場が違うことも理解する。全線維持という土台の部分は、一致してもらえれ
ばいい」
-再構築事業の意義は。
「一事業者ではできなかった予算規模の事業や、他の鉄道事業者などとの
連携拡大が可能になれば、利用者を増やせる。実現には全関係者がウィンウ
ィンになれるかが鍵となる」
-利用増へ、地鉄として検討したいことはあるか。
「自家用車での移動と比べ劣らないようにする視点が大事。県民の生活路
線として、再構築事業の中で補ってもらう形で、定期利用者らの運賃の負担
を軽減できないか考えたい。増便や、他の鉄道事業者とのサービス、運賃な
どでの連携も検討したい」
-増便などには運転士不足の解消が必要だ。
「充足率は鉄軌道の運転士が約8割、バスの運転手は約9割。休日出勤や
残業をお願いしてやりくりしており、今の状況だと厳しい。人材の養成はあ
る程度できているが、課題は離職防止。賃金水準を上げたり、就労環境を整
えたりしており、さらに居心地のいい会社にしていきたい」
-富山空港の愛称が「富山高山すし空港」となり、県は岐阜県高山市への
2次交通を整備する方針だ。
「現在、富山駅から白川郷、高山に向かう路線は利用が多い。だが、過去
に運行した富山空港を経由して高山と結ぶ高速バスは、乗客が少なかった。
当時と状況は違うので、空港利用者数や高山への需要を見極めながら対応を
検討したい」
-10月に黒部宇奈月キャニオンルートが一般開放され、利用増が見込ま
れる。
「かなり追い風になる。鉄道線のイメージアップ、観光客へのPRという
部分で効果は絶大だ」
-2030年に創業100周年を迎える。
「公共の役割を果たせば収益性や企業の価値がついてきた時代の経営から
脱却しきれていない面もあると思う。各事業で利益を出し、老朽化した設備
の更新、従業員の処遇改善、株主還元など民間企業としてあるべき姿を示せ
る会社になって節目を迎えたい」

鉄道線の再構築について考えを述べる新庄社長=富山地鉄本社
しんじょう・かずひろ 富山市出身、駒沢大経営学部卒。1986年に富
山地方鉄道に入社し、常務自動車部長、専務企画部長などを経て2026年
6月から現職。63歳。
記事・画像:北日本新聞から