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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

北陸本線敦賀駅33番線に停車中の683系B31編成特急サンダーバード14号
大阪行き 2026/05/29 撮影
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今日の列車 高岡・射水 万葉線


中新湊駅-新町口駅間を走る7073高岡駅行き 2025/03/09 撮影
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今日のダム湖

黒部市 左岸道路から宇奈月ダム湖の新柳河原発電所と柳橋駅
2001/11/10 撮影
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今日の植物

射水市下条川堤のソメイヨシノ 2018/04/02 撮影
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富山県水産研究所サケ淡水飼育に成果、海水で短期間で
成長促進 世界初「完全養殖」へ
2026年8月17日 05:00
 富山県水産研究所は、海水温の上昇で深刻な不漁が続くサケの淡水養殖に
乗り出した。淡水での長期飼育は難しいとされてきた中、稚魚の間に海水で
短期間育てることで成長が促されることを突き止め、約1年半で約1.3キ
ロまで大きくすることに成功。今後は商品化に向けた食味の改善などを進め
るほか育てた親魚から採った卵で生まれた稚魚を再び飼育する「完全養殖」
の世界初の実現を目指す。(新井翔大)

 サケ漁は、人工採卵して育てた稚魚を河川に放流する事業に支えられてき
た。稚魚はオホーツク海などを回遊し、産卵のため約4年後に古里の川に戻
る。しかし、地球温暖化に伴う海水温の上昇で回帰率は低下。県水産研究所
によると、県内の漁獲量は1995年の約18万4千匹をピークに2025
年には約3千匹まで落ち込んだ。全国でも最盛期の1割以下に低迷している。

 従来の手法では資源の維持が困難になったことから、同研究所は2025
年3月、黒部川で捕獲した親魚の卵から生まれた約200匹の稚魚を淡水で
育てる実験を始めた。生存率を高めるため、半数は飼育開始直後に5日間だ
け海水で飼育した。

 その結果、1年5カ月が経過した今年8月上旬時点で海水を経験したサケ
の生存率は97.8%に達し、淡水のみの場合に比べて1割以上高かった。
海水群の平均体重は660.5グラムで淡水群よりも3割以上大きく育った。

 同研究所は今年7月、約1キロの個体を試食。脂が乗って食味は良好だっ
た一方、身の色が天然ものよりも白っぽいなどの課題が見つかった。現在は
餌を工夫し、身の色や風味を調整する研究を進めている。

 一般的にサケは4年で成熟する。今後は淡水でどこまで大型化できるかや、
成長を促して早期の商品化が可能かどうかを検証する。将来的には、世界初
の試みとして、養殖した親魚から採卵して次世代を育てる「完全養殖」に取
り組みたい考えだ。

 淡水養殖は陸上など多様な環境で実施できるため、手法を確立できれば、
県内外への展開や新たな「ご当地サーモン」の創出につながる可能性もある。
同研究所の甲谷(かぶたに)葵研究員は「サケの天然資源は危機的な状況。
さまざまな場所で養殖が実現できるように研究していきたい」と話した。

淡水で飼育中のサケ(富山県水産研究所提供)


飼育中のサケに餌を与える甲谷研究員=富山県水産研究所


記事・画像:北日本新聞から