最終更新日:2018/02/14
最終取材日:2015/06/17

ひみあさひやまこうえん

所在地:氷見市幸町

 海氷見市街地南西部の高台に広がる都市公園。周辺には「朝日山」を山号とし、国指定天然記念物の大イチョウがある上日寺、まるまげ祭りで有名な千手寺、氷見高校、氷見市ふれあいスポーツセンターなどが点在する。桜やツツジ、アジサイの名所として知られ、花の咲く時季には多くの市民が散策に訪れる。桜はソメイヨシノをはじめ多品種の桜が植えられている。
 1907(明治40)年、日露戦争の戦勝記念として「どうふね」と呼ばれた山を切り開き、神武天皇の銅像を建立したのが公園の始まりという。周辺にはマツやサクラ、モミジなどが植栽され、市民の憩いの場となった。当時皇太子だった大正天皇の北陸行啓を記念し、現在の名が付けられた。
 園内には氷見市にゆかりの深い文人の句碑・歌碑や、氷見市仏生寺地区出身で、幕末に活躍した剣豪、斎藤弥九郎の像がある。展望台からは、富山湾越しの立山連峰から阿尾城址、能登半島までの雄大な眺めが一望でき、市民の心を癒やしてくれる。
 公園として計画された18.7ヘクタールのうち、現在4.1ヘクタールが供用されている。展望台のある展望広場や噴水広場、遊具広場などがあり、氷見市の地域防災計画では、市街地全体を対象とした避難場所に指定されている。
 県の七軒町地区急傾斜地崩壊対策事業(氷見高校北側斜面)と併せて
、7ヘクタールを整備工事中。うち1.6ヘクタールは2004年度から供用を始め2020年度に完成予定。2016年4月に整備地内で、島をイメージして屋上に植樹した公共トイレが完成した。
 国道160号の信号「南部中学校口」から入る。能越自動車道氷見インターチェンジから車で約10分。公共交通はJR氷見駅から徒歩15分。


朝日山公園展望台から氷見市街地

朝日山公園展望広場から氷見市街地 阿尾城跡  比美乃江大橋

公園名になっている真言宗 朝日山 上日寺本堂

朝日山 上日寺鐘楼 (あさひざん じょうにちじ)

上日寺鐘楼から階段下の色づき始めたイロハモミジ

上日寺大銀杏付近のイロハモミジ

上日寺大銀杏の根元

上日寺の大銀杏

真言宗 金橋山 千手寺観音堂(こばしさん せんじゅじ)

真言宗 金橋山 千手寺金比羅堂

朝日山公園 千手寺(東)側入口

朝日山公園から国道160号線南部中学校口交差点

国道160号線の東側エリアの富山県立氷見高校方向

国道160号線の西側エリアの氷見市ふれあいスポーツセンター

国道160号線の西側エリア ふれあいの森の桜

ふれあいの森の桜

ふれあいの森の桜

ふれあいの森の桜

ふれあいの森の桜

ふれあいの森の桜

国道160号線の氷見方面車線

国道160号線からアジサイ・水生植物園

遊歩道沿いのアジサイ

斜面のアジサイ

氷見高校北側から阿尾城跡

氷見高校北側から氷見市役所(旧有磯高校)