最終更新日:2022/01/12
最終取材日:2019/09/08

いなばやま
所在地:小矢部市田川
 風力発電の風車3基がシンボルの稲葉山(346m)は、近くの宮島峡と共に県定公園となっている。三井アウトレットパーク北陸小矢部が2015年、麓に開業してからは訪れる人が増えている。
 山頂周辺には約80ヘクタールの牧場が広がり、放牧牛を見ることができる。肉用牛は市場に出荷されており、「稲葉メルヘン牛」のブランド名で知られる。畜産農家から預かった乳用牛も育成している。北欧の山小屋をイメージした看視舎は、メルヘン建築の一つ。
 動物広場は子どもたちに人気のスポット。ヤギ、ウサギ、リス、カメなどと触れ合える。
 山頂には公園や展望広場がある。砺波平野や立山連峰を一望できる広場には市シンボルキャラクターのメルギューくんの像があり、記念撮影する人の姿が見られる。2017年度には像が更新され、恋人のメルモモちゃんも加わり、2体が仲良くそろう。
 牧場は1967年から小矢部市が経営している。現在は肉用牛291頭、乳用牛10頭がいる。肉用牛の出荷目標は年80頭で、2016年は74頭を出荷した。
 2009年に建物の改修により山頂休憩所を開設。2010年に展望デッキを設けた。2018年4月稲葉山頂上に展望レストラン「稲葉山カフェ
レストラン」がオープンした。稲葉メルヘン牛を使用した1日限定10食限定の「粗挽きハンバーグ」が人気。営業は4月〜11月の土日祝日の10時〜17時。動物広場は4〜11月の9時〜16時に開園している。月曜休園。
 三井アウトレットパーク北陸小矢部近くの道の駅メルヘンおやべ(小矢部市桜町)から車で約10分。能越自動車道福岡インターチェンジから車で約15分、山頂付近に約50台の駐車場がある。あいの風とやま鉄道石動駅からタクシーで約20分。

山頂の展望広場

山頂の展望広場からクロスランドタワー

登山道から風力発電の風車

メルヘン建築の北欧の山小屋をイメージした看視舎

山頂から風力発電の風車

山頂から風力発電の風車

ふれあい動物広場の「どうぶつの家」

ふれあい動物広場の入口

ふれあい動物広場の山羊

ふれあい動物広場前の「稲葉山 宮島峡観光案内図」

山頂の「稲葉山カフェレストラン」

稲葉山千本桜の碑

山頂から食事中の放牧されている黒毛和牛

黒毛和牛「稲葉メルヘン牛」

登山道から食事中の放牧されている黒毛和牛

山頂から稲葉山牧場

山頂の遊具・芝生広場

山頂展望広場から砺波市方向

山頂展望広場から三井アウトレットパーク北陸小矢部と国道8号線茅蜩橋

登山道から三井アウトレットパーク北陸小矢部と小矢部川

高岡市福岡町蓑島から稲葉山牧場

あいの風とやま鉄道石動駅から稲葉山風力発電所

稲葉山からの展望パネル 表面がキズ付いているので設置直後の画像

小矢部市シンボルキャラクターのメルギューくん・メルモモちゃん