最終更新日:2018/02/11
最終取材日:2018/02/09

かいおうまるぱーく

所在地:射水市海王町

 海王丸パークは白い帆を張った美しい姿が「海の貴婦人」と評される帆船海王丸を展示・保存している。パーク内にはさまざまな施設があるほか、晴れた日には新湊大橋と立山連峰が一望できる絶好のスポットとなっている。
 4月〜10月の祝日、日曜日には海王丸の帆をすべて張る総帆展帆が行われる。2017年は10回行われるが荒天の場合は中止となる。総帆展帆はボランティアによって行われる。
 海王丸は1930年2月14日に進水した練習船。106万海里(約196.3万km
地球約49周)を航海し11,190名もの海の若人を養成した。
1989年に退役したことを受け、展示・保存施設として1992年に海王丸パークが完成した。
 海王丸のほかにも、子どもたちに人気の遊具を設けた「ふれあい広場」やラジコンカーのコース、約18000uの「イベント広場」などが整備されている。2015年には天皇、皇后両陛下をお迎えして「全国豊かな海づくり大会」も開かれた。
 海王丸の進水がバレンタインデーとあって、近年は「恋人の聖地」としても注目されている。幅広い年代の人々がそれぞれの楽しみ方ができる。
 建造当初の姿を残す帆船海王丸への乗船は人気が高い。パークのほぼ中央にある日本海交流センターには、帆船の模型を数多く展示しているほか、施設内にカフェも備えている。ほかにもレストランや土産物店なども並び、絶景と食事を一緒に楽しむことができる。一年を通して県内外から多くの人が訪れるなど、県内を代表する観光スポットの一つになっている。近くに射水市で捕れる新鮮な海産物や農産物を販売する「きっときと市場がある。最も人が集まる場所にあった小さなトイレは規模の大きなものに改築された。
 富山新港に架かる新湊大橋の西詰めにあり、万葉線「海王丸駅」から徒歩10分。北陸自動車道小杉インターチェンジから車で
約20分。乗用車600台分の無料駐車場を備える。イベントの無い日は駐車場も空いており、訪れやすい公園。


新湊大橋車道から海王丸パーク     2012/09/22

新湊大橋車道から海王丸パーク  2012/09/22 開通前日

海王丸の総帆展帆

総帆展帆作業中のボランティア

海王丸パークを起点に内川を巡る遊覧船「万葉丸」

海王丸・立山連峰・新湊大橋

イベント広場
海王丸パークから剱岳と立山

日本海交流センター

恋人の聖地モニュメント

海王丸のライトアップ

ふれあい広場のアスレチック

新湊きっときと市場

イタリア料理レストラン「フェリシーナ」

海王丸パーク客船埠頭を係留地とする大型巡視船「やひこ」

新湊大橋歩道エレベーターホールから駐車場 奥は伏木万葉ふ頭

新湊かまぼこの「夢テラス海王」

海王バードパーク  水辺の鳥はアオサギ

海王丸パーク 薄らと立山連峰

規模が大きくなったトイレ