富山県内有数のレクリエーション施設を備え四季を通じて豊かな自然に親しめる。年間８０万人以上が訪れる総合型公園。置県１００年の１９８３(昭和５８)年に開園し「にっぽん新世紀博覧会」の会場となった。１９９２(平成４)年の「ジャパンエキスポ富山」を機に、児童向け文化施設「こどもみらい館」、標高９２ｍから富山湾や立山連峰を望む「展望塔」、舞台やスポーツに使える「ふるさとパレス」、「ファミリー・スポーツ・プラザ」、「野外劇場」などの大型施設が園内に相次いで完成した。
　トレーンバスが東京ドーム２５個分の広大な園内を巡る。トレーンバスは「たいこうやまトレーン」と「スタートレーン」の２編成があり、中学生以上３００円、小学生〜３才１００円。
彩なイベントの会場となっている。ファミリー・スポーツ・プラザやＢＭＸ競技場、ローラースケート場、テニスコート、レンタルサイクルなどの運動施設も充実。行楽シーズンにはバーベキューコーナーが賑わう。
　敷地面積１１８万�uの園内は植生が豊かで、造成前から広がるコナラやアカマツ、スギの樹林地に加え、植栽木も１４万本を超える。けやき、さくら、やまぶきなどの名前を付けた園路が七つあり、「とやま花の名所」「富山さくらの名所」「とやま森林浴の森」に選定されている。あじさい祭りの会場となる、あじさい通りには約２万株、約７０品種のアジサイが植えられている。
　休園日は年末年始、毎週火曜と祝日の翌日。大型連休やプール営業期間などは無休となっている。　あいの風とやま鉄道小杉駅南口から射水市コミュニティバスで１０分。北陸自動車道小杉インターチェンジ(ＩＣ)から車で約５分富山西ＩＣから約１０分。駐車場は第１〜第３まであり、普通車１３
００台、大型バス２５台で４月〜１１月は定員１０人以下３９０円、定員１１人以上６６０円。１２月〜３月は無料となっている。