最終更新日:2019/12/05
最終取材日:2017/05/05

やくしょうじいけ
所在地:射水市中太閤山
 富山県内最大のニュータウン、太閤山団地の西に位置する。県が団地造成時に池の周辺を公園として整備した後、旧小杉町に譲渡し、射水市が引き継いだ。
 公園面積の約3分の1を占める池は、住宅地を雨水被害から守る調整池の役割を果たしているが、元々は室町時代末期に灌漑用のため池として造られた。名称は隣接する薬勝寺にちなんだとされる。
 毎万病に効く霊水が湧き、家族の病を治そうと水をくみに行った娘が竜になったという言い伝えもある。
 県内有数のヘラブナ釣りの名所で、数年前までは釣り大会が毎年開かれていた。40cmを超す大型も釣れることから、今でも人気が高く、4〜6月の最盛期には多くの太公望が糸を垂らす。池の亀は殆どがミシシッピーアカミミガメに取って代わられてしまった。
 池を一周する散策路は適度にアップダウンがあり、ウオーキングの愛好者が健康づくりに励む姿が見られる。遊具のある広場は家族連れの人気スポットになっている。

水辺の広場から東側、みどりの広場方向 噴水は池の浄化用

北側遊歩道から

駐車場付近の遊歩道

水辺の広場

遊歩道から南側

南側の入り江の湿地に生えるヤナギの木

湿地に生えるヤナギの木

葦原越しに水辺の広場

鯉とヒシ

鯉とともに池の主になったミシシッピーアカミミガメ

公園内でよく見かけるサルノコシカケ

杉の根元に生えていたキノコ

紅葉はイロハモミジが無いのでいまいち

秋には柿の実が見られる

駐車場に植えられているイチョウの黄葉

駐車場のソメイヨシノ

サザンカ

ゴンズイの実

カラスザンショウの実

灌漑用ため池なので取水口と洪水吐

遊歩道は樹木に隠れて見えない

Googleマップから薬勝寺池公園