姉川水系姉川　姉川ダム　白龍湖                               　2020/08/07 更新
 
　滋賀県米原市曲谷にある姉川ダムは姉川水系姉川にある滋賀県が管理する洪水調整、河川維持を目的とする重力式コンクリートダム。ダム湖は白龍湖と命名され、最大貯水量は７,６００,０００m³、有効貯水量は６,５００,０００m³。洪水吐は非常用が自然越流式で、常用洪水吐はオリフィスゲート１門で、扉は水位による自然調節式。不特定利水設備としてジェットフローゲート１門がある。オリフィスゲートの２本の杭は管理艇が落ちるのを防止するためらしい。ダム湖周辺は公園として整備されている。
　姉川は伊吹山付近から琵琶湖へ流れ出る川で、姉川の戦いで有名。姉川の戦いは、戦国時代の１５７０年８月９日に滋賀県長浜市野村町付近で行われた合戦で、織田・徳川軍と浅井・朝倉軍が姉川を挟んで戦った。当時は野村合戦と呼ばれた。
　堰堤下流側に関西電力曲谷ダムがある。これは伊吹発電所最大出力５,４００kWの取水堰で堰堤の高さが９.９ｍで取水堰となっている。ダム湖はほとんど土砂が堆積している。
　北陸本線高月駅の北側約２kmの国道８号線と北陸自動車道の間にある、北近江リゾート・北近江の湯は、入浴時間が平日１１時から２０時３０分までで、大人９００円、４才〜小学生４００円、休日１０時から２０時３０分までで、大人１２００円、４才〜小学生６００円となっている。休館は毎週火曜日で祝日の場合は営業。