九頭竜川水系九頭竜川　仏原ダム湖                          　2020/06/15 更新
 
　仏原ダムは福井県大野市仏原にある北陸電力の発電用ダムで最大出力は西勝原第三水力発電所認可出力４８０００kW。ダム湖の最大貯水量は３,７２３,０００m³、有効貯水量は１,５２２,０００m³湖面に国道１５８号線の琴洞橋が架かっている。右岸には谷山川水路からの放流が滝のように見える。ダム下流側は九頭竜峡の景勝地となっている。国道１５８号線からは堰堤付近へは立ち入り禁止で越美北線勝原駅付近から県道１７３号線を行くと西勝原第一発電所に行くが、その辺りから山道を行かないと堰堤正面は見えないらしい。
　西勝原第一発電所は約１０km上流の九頭竜川本流に小さな堰を設けて取水する北陸電力の水路式発電所で認可出力１０,９００kW。
　２０１０年１１月に仏原ダムの河川維持水放流を再生可能エネルギーとして導入した小水力発電所の運転を開始した。認可出力は２２０kWで、年間１８０万kW/hで一般家庭約５００世帯の年間電力をまかなえる。国道１５８号線から東勝原発電所前の九頭竜川本流に小さな堰を設けて取水する北陸電力の西勝原第二発電所認可出力７,２００kWも見える。
　国道１５８号線を九頭竜ダム方面へ向かうと琴洞橋手前に仏御前同門入口付近に仏御前の滝への駐車場がある。駐車場４〜５台駐められるスペースがあり、滝へは駐車場から１０分くらいで行けるらしい。国道１５８号線の洞門の上を流れているのは仏御前の滝からの水。
　福井から九頭竜ダムへ行く途中の越前下山駅近くの国道１５８号線沿いに九頭竜温泉「平成の湯」がある。日帰り入浴は１０時から２１時までで、中学生以上６００円、４才以上３００円、６５才以上の大野市民大人５００円。休館は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と元旦。