木曽川水系飛騨川 久々野ダム湖                               2020/07/19 更新

 石岐阜県高山市朝日町にある久々野ダムは木曽川の支流飛騨川にある中部電力の発電用ダム。ダムは重力式コンクリート。ダム湖の名称は久々野貯水池、最大貯水量は1,247,000m3有効貯水量は395,000m3。小規模ダムで堰堤も小さくラジアルケートが大きく見える。発電はダム水路式の中部電力久々野水力発電所で38,400kW。堰堤天端は立入禁止だが道路から扉まで5mくらいは入れる。この辺りには5つのダムが集中しているが、このダムは最も小さい。上流部に朝日ダムがある。
 富山から久々野ダムへは東海北陸自動車道から飛騨清見JCTから中部縦貫自動車道の無料区間(R158)を経由して高山ICで高山市内に入り、国道41号を下呂温泉方面へ進み宮峠付近の宮峠辻から市道に入り久々野町大西から県道87号線に入り、朝日町甲で国道361号線に入る。途中、道の駅・ひだ朝日村を過ぎてから久々野町浅井で国道より飛騨川沿いに旧361号線に入るとすぐに久々野ダムに到着する。
 更に進むと朝日ダムに続く、かつては朝日ダム沿いの道路が国道361号であったが、落石や転落の危険性が高い隘路であることから現在は秋神ダム沿いに秋神バイパスが建設され、高根・木曽福島・野麦峠・松本市方面へ抜けることが出来る。久々野ダム周辺には秋神ダムのほか朝日ダム、高根第一ダム、高根第二ダムある。高山市内からの国道361号線は途中美女峠付近が1車線の隘路で崩落などのため通行止めの場合が多く通らない方が良い。紹介したルートは2車線の爽快な道路。
 高山市一之宮町の臥龍温泉「臥龍の郷」は日帰り入浴が可能で、入浴時間は6時から24時まで、大人700円、小学生350円、幼児無料。

堰堤付近の国道361号線旧道からダム湖上流側
堰堤付近の国道361号線旧道からダム湖

吊堰堤付近の国道361号線旧道からダム湖

堰堤扉前から上流側

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

ダム湖側から堰堤

国道361号線旧道から久々野ダム堰堤

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道から堰堤

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道からダム湖

国道361号線旧道と久々野ダム堰堤

中部電力久々野発電所 細い管は余水吐

臥龍温泉臥龍の郷

久々野発電所取水口

大きく見えるラジアルゲート

扉前から堰堤天端

管理所 通常秋神ダムから管理

ダム管理艇  エンジンは管理所

ゲート開閉装置

天端入口付近から堰堤

堰堤天端扉前から減勢池

国道361号線旧道から減勢工
下流側監視カメラ・警告用スピーカー ダム湖側監視カメラ・警告用スピーカー
水利使用標識