大聖寺川水系大聖寺川　我谷ダム　富士写湖                 　2020/06/20 更新
 
　石川県加賀市山中温泉我谷町にある我谷ダムは大聖寺川にある石川県が管理する、洪水調整、潅漑用水、発電の多目的の重力式コンクリートダム。ダム湖の最大貯水量は１０,１００,０００m³、有効貯水量は８,７５０,０００m³で富士写湖という名称が付けられている。ダム水路式の北陸電力新我谷水力発電所(元石川県企業局)で５,６００kWの発電を行っている。
　ダム天端を国道３６４号線が通っている。天端部は狭いが普通車のすれ違いは可能。ダム湖は広く堰堤近くに観光用の 我谷吊橋が架かっていて、渡ってみたが全く揺れなかった。我谷吊橋を渡った先は富士写ヶ岳９４２ｍへの登山道になっている。左岸大内谷川沿いに国道３６４号線が丸岡方面へ向かい、右岸は県道１５３号線が九谷ダム方面へ向かって伸びている。
　国道３６４号線の山中温泉側へ約５kmに道の駅山中温泉ゆけむり健康村「ゆーゆー館」がある。入浴時間は１０時から２２時までで大人５８０円、小学生２３０円、毎週火曜日休館。ゆーゆー館近くに有名な、こおろぎ橋がある。
　こおろぎ橋から大聖寺川鶴仙渓を下り、あやとり橋付近に山中温泉総湯「菊の湯」がある。菊の湯は男湯と女湯が別棟になっており、入浴時間は６時４５分から２２時３０分までで大人４６０円、小学生１３０円。３才以上５０円。但し通常無料が多い、石けん、シャンプーも有料となっている。