2023/07/15  更新
  能町駅は中越鉄道が伏木まで開通した1900(明治33)年12月29日に開業した。2002年頃まで、この駅はからは化学工場への引き込み
線やコンテナ列車の基地があったが、引き込み線はジャストインタイムという客先からの要望でタンクローリー輸送に切り替えられた。
 
ンテナ基地も新湊貨物線の高岡貨物駅へ集約されて廃止となった。能町駅から 日本ゼオン 高岡工場と日本曹達 高岡工場への引き込み線は廃止さ
広い構内に島式ホームが本当の島の様に残っている。
 伏木駅側に高岡往来踏切があり、往来とは旧北陸道を意味し、海岸沿いに岩瀬へ向かう放生津街道で、万葉線の能町口駅を過ぎ、加賀藩の米蔵があ
った吉久地区に通じている。吉久は重要伝統的建造物群保存地区に指定され、能松家、丸谷家、有藤家が登録有形文化財に指定されている。
 新能町駅付近に明治期に河口を分離するため河道を付け替えた 庄川の名残の地久子川に架かる国道415号線の橋名は旧庄橋となっている。万葉線
新吉久駅前のTEKリサイクル センター高岡に富山地方鉄道の高岡軌道線、射水線、笹津線で活躍した5010形が整備されて展示保存されている。
庭園には枝垂れ桜と染井吉野が植えられ桜の名所となっていて、桜の開花時期には一般開放される。
 能町駅の約300m西側に万葉線の新能町駅があり、約400m北側に万葉線の米島口駅と本社・車庫がある。米島口電停前に食品スーパー「アル
ビス米島店」がある。


島の様になった能町駅ホーム

発車したキハ40系氷見行き キハ40-2147+キハ40-2083 

国道415号線旧庄橋から地久子川上流側

国道415号線旧庄橋の欄干柱

万葉線新能町駅

万葉線米島口駅

万葉線本社・運行指令所

万葉線車庫

食品スーパー アルビス米島店

日本ゼオン高岡工場

能町駅ホームから二上山 左側の峰は戦国時代に削られ山城となった

TEKリトルパークの元富山地方鉄道5010形電車

TEKリサイクルセンター高岡庭園の枝垂れ桜

TEKリサイクルセンター高岡庭園の染井吉野

高岡市吉久の旧北陸道放生津街道

旧北陸道放生津街道の「さまのこ」と呼ばれる格子が入る家

加賀藩米蔵跡に建つ西照寺本堂 

旧北陸道放生津街道の登録有形文化財「能松家」 

旧北陸道放生津街道の登録有形文化財「有藤家」

旧北陸道放生津街道の登録有形文化財「丸谷家」 

西照寺のハギ

西照寺のトラノオ

西照寺のカリン

島陶工房と喫茶「さまのこ屋」

さまのこ屋の売店

さまのこ屋の囲炉裏の間

TEKリサイクルセンター高岡

放生津街道新吉久駅側入口

西照寺の吉久御蔵跡説明板