2023/07/13 更新
 島尾駅は中越鉄道が島尾まで開通した1912(明治45)年4月4日に開業した。片面ホームの無人駅だが、かつては駅員が配置された行き違い可
能駅だった。行き違い設備を撤去した跡が残っている。
 開業以来、藤棚とともに80年近く市民に親しまれた駅舎は1990(平成2)年2月にヨットをイメージした現駅舎に建て替えられた。藤棚は現在
も健在で毎年5月になると薄紫と白色の綺麗な花を咲かせる。駅舎が完成した1990年頃は委託駅員が配置されていて海水浴客の利用があったが海
岸に広い道路が整備されたことやワンボックスカー全盛で海水浴に氷見線を利用する人はほとんど無くなっている。利用者のほとんどが氷見市内や高
岡市内へ通学する高校生である。

 駅から100mの島尾浜は島尾海浜公園として整備されている。駅から1kmの所に島尾キャンプ場、1.5km の所に浜辺の植物を集めた氷見海浜植
物園がある。駅から2kmの氷見市田子に藤の花の名所として知られる藤波神社がある。1998(平成10)年に隣の柳田地区で柳田布尾山古墳が発見
され公園として整備されている。
氷見市海浜植物園は2021年4月2日にリニューアルオープンし、展望レストラン「seaside cafeソラトキ」は眺
めの良さで人気がある。


島尾駅ホーム

発車したキハ47-25+キハ47-1091氷見行き

島尾海浜公園入口

島尾駅の藤

島尾海浜公園入口

島尾海浜公園 芝生広場

島尾海浜公園 噴水池

島尾海浜公園 ハマナス荘・氷見青年会議所

島尾海浜公園の「日本の水浴場55選」の石碑

島尾海岸から立山連峰

島尾海岸から立山連峰

島尾海岸から薬師岳

島尾海岸の氷見海浜植物園

島尾海岸の氷見海浜植物園

氷見海浜植物園駐車場と温室

氷見海浜植物園4階の展望レストラン

氷見市柳田の布尾山古墳

氷見市柳田の布尾山古墳

布尾山古墳から尾山古墳館

藤の大木が鳥居を覆う藤波神社

海浜植物園の原種のバラ

海浜植物園のゲンペイカズラ

海浜植物園のゲンペイカズラ

海浜植物園のルリマツリ

島尾海岸のハマナス

島尾海岸のハマカンゾウ