城端・氷見線の観光列車「べるもんた」出発進行

 JR城端、氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)の運行が10月10日始まった。JR城端線新高岡駅で出発式があり大勢の人が見守る中、周辺観光の活性化への期待を乗せて一番列車がスタートした。
出発式では野中雅志JR西日本金沢支社長が「世界中の人呼び込み、広域観光と周遊観光に貢献したい」とあいさつ。石澤義文商工連合会長や高岡商工会議所会頭の川村人志観光協会長らを交え、テープカット。鉄道愛好家として知られ「1日駅長」を務めた俳優の西村和彦さんらの合図で出発した。
 10月11日からは城端線の高岡ー城端間で運行を始め、砺波、福野、福光、城端の4駅で、周辺住民やシンボルキャラクターらが温かく迎えた。
終点の城端駅でが子どもから大人まで大勢がホームを埋め、高岡発の列車ご到着すると、手を振って迎えた。「べるもんた」は来年2月末までは土曜は氷見線、日曜は城端線で一日2往復ずつ運行する。39席全て指定席で、乗車料金と別に520円が必要。


雨晴−越中国分間を走る「べるもんた」新高岡行き                                      氷見から高岡駅を横断して城端線へ入る「べるもんた」新高岡行き
掲載日:2015/10/11
10月1日からJR城端線二塚駅無人化

 JR西日本は10月1日から高岡市二塚のJR城端線二塚駅を無人化した。同駅と中越パルプ工業二塚製造部を結ぶ貨物専用線の運用休止の伴う措置。
 JR西日本金沢支社は「乗客の皆様にお手数をかけるが、ご理解をお願いしたい」としている。専用線は中越パルプが運用する約1kmの単線で、主に新聞紙を運搬。二塚駅からはJR貨物が各地へコンテナー輸送していた。昨年以来、採算性などをめぐってJR貨物と中越パルプが協議。同駅での貨物取扱を今後、高岡貨物駅に移すことにした。
 中越パルプでは10月からの工場点検に合わせて専用線を休止し、今後はトラック輸送に切り替える。JR西日本は二塚駅での旅客業務をJR貨物に委託していたが、貨物業務の移転に伴い駅員が不在となる。JR西日本金沢支社によると2013年度、同駅の乗降客は一日平均約120人。同支社はJR城端・氷見線全駅で告知を掲示し、住民への説明も行った。


無人化された城端線二塚駅                                                                                廃止された中越パルプ工業の専用線列車
掲載日:015/10/11
改装サンダーバード公開

 JR西日本は9月25日、大阪ー金沢を結ぶ特急サンダーバードの改装車両を金沢総合車両所で公開した。車体は3月に金沢延伸した北陸新幹線の車両と同じ銅色のラインを外観にあしらい、統一感を持たせた。
 9月26日運行を始め、2018年度末までに全車両の改装を完了する。外装には列車名の由来となった、インディアンに伝わる想像上の鳥サンダーバードのロゴマークを連結部に描いた。
 車両側面を大きく飾るラインには黒と青を配した。グリーン車は、体を包み込むような形状のシートを採用して快適さをアップ。全席にコンセントを配備した。普通車の座席は、青を基調としたデザインに統一した。


サンダーバードの改装車両 683系4000番台 金沢側                                           サンダーバードの改装車両683系0番台 金沢側
掲載日:2015/10/11
JR西日本が線路転落防止の新システム運用開始

 JR西日本は、酔客の動きを画像解析装置で自動的に検知し、線路への転落を防止するシステムの運用を8月12日から大阪環状線の京橋駅で始めた。関西では初の試みという。 このシステムはホームや階段に新たに設置された防犯カメラ46台の画像を使用する。長時間の座り込みなど、通常とは異なる利用客の行動を検知、専門の係員が確認して駅員に連絡する。
 国土交通省によると、2013年度に全国の駅でホームから転落したのは3315人で、酔客が6割を占めた。
 JR西日本の安全研究所が転落パターンを解析した結果、ベンチで寝たり、ホームに座り込んだりする酔客に、駅員が注意喚起することが事故防止に有効と判明していた。システムは放置された不審物も検知できるため、テ回対策にも活用する。今後、ほかの駅にも設置を検討している。

掲載日:2015/08/01
氷見・城端線コンセプト列車の愛称は「べるもんた」

 JR西日本は7月31日、城端・氷見線に導入する観光列車の名称を、美しい山と海をフランス語で表した「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)に決めたと発表した。10月10日以降、毎週土曜日に新高岡−氷見間、日曜日に高岡−城端間をそれぞれ2往復する。
 名称は、緑豊かな山々が広がるエリアへ路線が延びる城端線と、「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した富山湾沿岸を走る氷見線にちなんだ。国外からの利用客も富山の自然に親しめるようにした。
 毎週土曜日は城端線の新高岡−高岡間と氷見線の全区間で運行する。新高岡発は午前11時12分と午後2時58分、氷見発は午後0時14分と同4時26分。それぞれ約1時間で終点に到着する。氷見を午後4時26分に発車する列車のみ、高岡駅止まりとなる。
 日曜日は高岡を午前9時35分と午後0時52分、城端を午前10時33分と午後2時14分にそれぞれ出発。いずれも45分ほどで終点に着く。城端に着く2本の列車は、五箇山や白川郷へ向かう「世界遺産バス」に接続する。車両には井波彫刻のパネルを取り付け、地元の伝統産業を紹介する。
 全39席が指定で、乗車料金と別に520円が必要。9月10日から乗車券を販売する。電話やインターネットでも購入可能。運行は来年2月末までだが、JRは3月以降のダイヤを今後検討する。


城端・氷見線に導入する観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)
掲載日:2015/08/01
JR西日本 IC乗車券北陸線、最優先で導入

 JR西日本の堀坂明弘常務は7月13日、金沢市内で記者会見し、現在、金沢駅など同社金沢支社管内の駅改札で使うことができないICカード乗車券について、「北陸線を最優先に少なくとも2017年度末までに導入を進めたい」と述べた。
 堀坂常務は観光関係者らとの北陸誘客促進会議に出席後、記者会見した。JR西日本では現在、関西エリアなどでICカード乗車券が利用できるが、金沢支社管内の駅の改札では使えず、利用者は駅員に切符をチェックしてもらい改札を通っている。
 同社は現在の中期経営計画で、ICカードの北陸での利用拡大を掲げており、堀坂常務は「導入は最優先課題。IRいしかわ鉄道や石川県とも連携し、具体的に検討を進めたい」と述べた。
 あいの風とやま鉄道がJR西日本のICカード乗車券ICOCAを採用し、「富山で使えるのに金沢でなぜ使えないのか」との声が多いことも理由にあげた。北陸線以外での支線への導入についても、地元のニーズや乗客の動向を踏まえて検討するとしている。

掲載日:2015/07/14
城端線の「チューリップ号」快速列車で運行

 JR西日本はとなみチューリップフェアに合わせ、5月3〜5日に城端線の高岡−砺波間に快速列車を1日7本増発した。北陸新幹線開業で多数の乗客が見込まれることから運行を決めた。快速列車は「チューリップ号」で途中、新高岡にのみ停車。下り3本、上り4本。
 増発の快速列車は下りが高岡発砺波行きが8時32分、9時35分、11時50分で、上り砺波発高岡行きが13時57分、15時5分、16時15分、17時30分で運行された。

掲載日:2015/03/17
北陸新幹線長野−金沢間が開業

 北陸新幹線の長野ー金沢間228kmが3月14日開業した。1965年(昭和40)年の構想浮上から半世紀を経て、富山・金沢と東京を結ぶ高速鉄道の大動脈がつながった。
 富山、新高岡、黒部宇奈月温泉の県内JR3駅で開業式や出発式が行われ、県民が待ちに待った開業を祝った。
 富山駅では、東京に向かう一番列車「かがやき500号」に合わせ、午前5時半から開業式が行われた。JR西日本、国土交通省、鉄道運輸機構、富山県、富山市などから関係者55人が出席した。
 JR西日本の山本章義副社長、石井知事、森富山市長らがあいさつ。到着と同時に関係者がくす玉を割り、テープカットした。沢谷富山駅長が右手を挙げて出発を合図し、満席の「かがやき」は定刻より2分遅れの6時21分に滑り出すように発車した。
 黒部宇奈月温泉駅では、東京行き一番列車の「はくたか552号」に合わせて出発式あり、堀内黒部市長らがあいさつした。定刻より2分遅れの6時49分に出発した。
 新高岡では「はくたか552号」に乗客が笑顔で乗り込んだ。開業式では高橋高岡市長らが祝辞を述べた。出発式は6月末まで1往復停車する7時28分発の東京行き臨時「かがやき536号」でも行われた。3駅とも祝福ムード一色に染まり、ホームを埋めた人たちの熱気と興奮に包まれた。この日県内各地で開業を祝うイベントが繰り広げられた。 北陸新幹線開業に伴い、JR西日本から北陸本線の県内区間の運営を引き継ぐ第三セクター「あいの風とやま鉄道」も運行を始めた。


北陸新幹線金沢駅                                                                                          北陸新幹線高岡駅
掲載日:2015/03/17
JR北陸本線 富山県から姿消す特急惜しむ

 北陸新幹線開業に伴い3月13日で「はくたか」「北越」が廃止され、「サンダーバード」「しらさぎ」は富山県内に乗り入れなくなる。JR北陸線沿線では多くの鉄道ファンが訪れ、カメラの三脚を並べ、列車が通過するたび一斉にシャッターを切っていた。
 JR北陸本線が校舎のそばを走る富山市豊田小学校は3月6日、近くの農道で、北陸新幹線開業とともに運行を終える列車に全校児童と教職員計約830人で手を振り、感謝の気持ちを伝えた。
 北陸路を四半世紀に渡って走り続けた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」も、この日の大阪行きを最後に姿を消した。
 富山駅などでは各列車のラストランを見送る式典が行われ、利用者らはそれぞれ思い出の詰まった車両に手を振り、感謝と惜別の念を伝えた。
 北陸本線は1882(明治15)年に長浜ー敦賀で部分開通し、1913年には前線開通。普通列車は通勤や通学などの生活路線として、特急は旅行や出張などに欠かせない交通網として県民とともに歴史を刻んできた。
 13日は富山駅などで、サンダーバードをはじめとする列車を見送る式典があり、県内の利用者や全国の鉄道ファンが詰めかけた。列車が駅を出発するたびにシャッター音が鳴り響き、手を振る人や「ありがとう」と声を掛ける日の姿が見られた。
 「はくたか」「サンダーバード」「しらさぎ」「北越」と、どの列車も県民とともに時代を駆け抜けた。駅を訪れた人はそれぞれの思い出を胸に刻み感謝の気持ちを込めて最後の出発を見届けた。


特急「サンダーバード」   小杉−呉羽間                                                             特急「しらさぎ」   呉羽−小杉間

特急「はくたか」       呉羽−小杉間                                                                 特急「北越」   高岡−西高岡間

豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」   呉羽−小杉間
掲載日:2015/03/17
JR城端線9本増便 新幹線接続にも配慮

 北陸新幹線開業の3月14日からのJRダイヤ改正で、城端線は上り・下りで計9本が増便されることになった。25日公表された新ダイヤでは、開業後に新高岡駅に併設し利用開始する城端線の新駅「新高岡」が初めて登場した。増便は城端・氷見線を活性化し、新幹線などへの接続をスムーズにするのが狙い。通勤・通学時の利便性向上や富山県西部の観光振興に期待が集まる。
  高岡、砺波、南砺、氷見の4市などでつくる城端・氷見線活性化推進協議会がJR西日本に求めていた増便試行によって上り・下り4本ずつ計8本が増えた。増便試行は2年間続けられる予定。年間1億円程度と試算される費用は沿線市が負担し、富山県も支援する。
  8本のうち4本は朝晩の通勤・通学時間帯に運行。残る4本は新幹線やあいの風とやま鉄道の利用者に配慮し、昼間に割り振られた。これまで2時間近く列車が来ない時間帯があったが、新ダイヤでは上下線ともほぼ1時間に1本のペースでの運行となる。
  北陸新幹線停車タイプ「はくたか」の東京行き始発に新高岡駅での乗り継ぎを可能にするため増便される1本は、砺波駅発となっている。

掲載日:2015/02/26
氷見・城端線活性化へ富山大学生が発案

 高岡市やJR氷見・城端線沿線の活性化に取り組む富山大芸術文化学部(高岡市二上町)の学生が2月16日、JR高岡駅前地下街「クルン高岡地下街」にあるB1ステージで、沿線地域へのリピーター増などのアイデアを発表し、JR西日本や高岡、氷見、南砺の3市の担当者らに提案した。
 プロジェクトには同学部の内田和美教授の講義を受講する学生が参加。来月開業する北陸新幹線の2次交通となる両線への誘客を主なテーマとし、昨年10月から現地調査や実証実験に取り組んできた。
 駅を核にした地域活性化を考える同学部のグループ「高岡HUB計画」は、市商店街連盟と連携して開発した「高岡トートバッグ」の計画を発表。観光客が拠点施設で荷物を預け、バッグを購入すると、店舗などで特典を受けられる試みを説明した。
 氷見線を担当したグループは、観光客がオリジナルバッジを着用して同線に乗車すると、バッジを目印に地元の観光コンシェルジュが声を掛けてくれる車内サービスを提案した。城端線を中心にしたグループは、沿線に数多い祭りに着目。
沿線の祭りでサービスを受けることができる共通のグッズとして手ぬぐいを考案し、「地域一体型のおもてなしとPRでリピーター増を目指す」と説明した。学生らへの質疑応答の時間もあった。今後、実現に向けた取り組みも進める。

掲載日:2015/02/17
(新)北陸おでかけパス発売

 JR西日本金沢支社は北陸新幹線(金沢・富山〜長野駅間)開業、各県の第3セクター会社の開業に伴い、第3セクター各社と連携し、新しい北陸おでかけパスを発売する。
 北陸エリアの普通列車(新快速・快速を含む)でフリー区間内なら乗り降り自由。北陸おでかけパスは今回より別途特急券の購入で在来線特急列車も利用できるようになる。
 JR西日本の他、金沢〜直江津間のIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、および七尾〜和倉温泉駅間(のと鉄道)も利用可能。あいの風ライナー(金沢〜泊駅間)もライナー券(300円)購入で乗車可能。
 発売は平成27年2月14日(土曜日)から平成27年9月24日(木曜日)で利用1カ月前から3日前まで発売。利用可能期間は平成27年3月14日(土曜日)から平成27年9月27日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日。料金は大人2,500円、小学生1,000円


新しい北陸おでかけパス                                  以前の北陸おでかけパス
掲載日:2015/02/17