2015/12/18 更新 
あいの風とやま鉄道・2016年3月ダイヤ改正

 あいの風とやま鉄道は12月18日、2016年3月26日以降の改正ダイヤを発表した。要望に応え、黒部着21時40分の金沢発普通列
車など計4本を新たに増発。県東部と大阪・名古屋方面とのアクセス改善も図り、滞在時間は大阪で1時間18分、名古屋で1時間52分長く
なる。正式な時刻表は2016年2月上旬に発表する。
 増発となる他3本は
9月から臨時延伸し、改正に合わせて定期化する7時台の高岡発黒部行き1本と15時台の黒部−泊間の上下各1本。
 県東部と富山を結ぶ普通列車と、北陸新幹線「つるぎ」の接続利便性を高め、大阪・名古屋に朝は早く到着し、夜は遅くまで滞在できるよう
にもした。
 4月から朝の混雑緩和のため、2両から4両編成に臨時増車していた2本も定期化し、6時台の富山発泊行きと7時台の高岡発黒部行きとな
る。他にも、19時台の富山発金沢行きを2両から4両編成に増車。21時台の富山発金沢行きを金曜日限定で、11時台の富山発金沢行きを
土・日・祝日限定で、それぞれ2両から4両編成に増やす。
 平日に限って1日6本運行する快速「あいの風ライナー」(300円の座席指定料が必要)は、乗車率が2割を切っていた19時台の泊発富山
行きを普通列車とし、部活動後の学生にも利用しやすくする。乗車率4割台だった6時台の泊発金沢行きは、4両から2両編成に減らす。
 富山止まりにしない東西直通列車は23本から34本に拡大。乗り換えの必要がなく、高齢者や障害者も一層使いやすくなる。快速列車を除
く運行本数は、金沢−高岡が62本、高岡−富山が84本、富山−黒部が70本、黒部−泊が62本、泊−糸魚川が38本。
 18日に富山市牛島町の同社本社で会見した市井社長は「利用者からの要望をできるだけ取り入れたつもり。今後も選ばれ、愛される鉄道を
目指していく」と話した。
掲載日:2015/12/18

あいの風とやま鉄道 泊・越中宮崎駅を改修

 朝日町は2015年度中に、あいの風とやま鉄道の泊駅と越中宮崎駅の駅舎を改修する11月25日の町議会全員協議会で方針を示した。泊
駅には住民や高校生から要望のあった売店を待合室に設け、「駅カフェ」も整備する考えで、今後テナントを募集する。内装は地元産間伐材を
使用し、格子を設けたデザインにする。
 越中宮崎駅は待合室の天井や床の改修、壁の塗り替えを行う。コインロッカーやパンフレットなどを入れるスタンドを設置する。事務室の一
部に観光ボランティアの活動拠点を設ける。 概算の事業費は2778万円で、県の補助が150万円。12月の町議会に予算案を上程し、3
月までに改修する。


あいの風とやま鉄道の泊駅                                                                                      あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅
掲載日:2015/11/27
えちごトキめき鉄道「クリスマスJAZZワイン列車」運行

 頸城自動車は12月12日(土)に、えちごトキめき鉄道・岩の原葡萄園の協賛で、頸城自動「クリスマスJAZZワイン列車」を運行する。 
一般が利用できる2015年最後のイベント列車で、ワインを呑みながら、車内でジャズの演奏を聴く、特別な旅となる。
 大人限定で、上越地域で大人気 おやじJAZZバンド「エバーグリーン」、くろみつさんギターライブの2組が出演する。
 行程は直江津駅 17:20発 → 糸魚川駅 18:05着 / 18:20発 → 直江津駅 19:21着で、旅行代金は5,500円。
掲載日:2015/11/27

あいの風とやま鉄道 2018年度に観光列車導入

 あいの風とやま鉄道利用促進協議会は11月16日、富山市の富山第一ホテルで開き、あいの風とやま鉄道側は2018年度後半から、土・
日・祝日に観光列車を運行させる方針を示した。富山湾や立山連峰、田園の風景を眺めながら、食事や祭り・文化も楽しめる列車とする。市井
正之社長は「富山の特徴を生かし新しい需要を掘り起こしたい」と語った。
 JR西日本が城端、氷見線で10月から運行する「べるもんた」などの観光列車は、全国の並行在来線でも導入が進んでいる。あいの風とや
ま鉄道は今後、区間や料金、サービスを検討。JR西や万葉線、富山ライトレール、富山地鉄などと連携し、中期的に他社線との相互乗り入れ
も検討する。
 あいの風とやま鉄道には現在、新型521系が16編成、旧型413系が5編成ある。県の補助を1年前倒しし2016年度に新型1編成(通
勤・通学用)の新造に取り掛かり、2018年度に納車。通勤・通学に影響しない態勢になること
を待ち、同年度に413系1編成を1億5千万円かけ観光列車化する。2016年度には413系1編成を簡易改造しイベント列車もつくる。
 同社の2015年度上半期(4〜9月)の1日当たり利用者は4万2283人で、JRの2011年度実績(4万200人)の5.2%増であるこ
とも報告。運賃収益は約15億6千万円で、計画値(13億円)を上回り、経営計画で見込んだ初年度の3億円の赤字を回避できる見通しである
ことも示された。
 来春以降のダイヤについては、朝のラッシュ時に臨時的に増車・増発対応している列車の定期化のほか、15時台に黒部駅で折り返している
列車の泊駅折り返しへの変更といった方向性を報告した。
掲載日:2015/11/27

あいの風とやま鉄道2016年2月下旬から独自ICカード利用開始

 あいの風とやま鉄道は利用促進協で、JR西日本の「ICOCA」システムを採用したICカードの独自サービスを、2016年2月下旬に
始めると報告。立山連峰をデザインしたカードのイメージも紹介した。
 ICカードは、事前に入金しておけば、改札機の読み取り部分に触れるだけで自動精算する仕組み。あいの風とやま鉄道はシステム開発に時
間がかかるため、開業後はJR西日本で発行するカードのみ販売し、定期券機能付きの自社カードの準備を進めていた。
 ICOCA定期券は、あいの風とやま鉄道区間内(越中宮崎−石動)で完結する区間でのみの利用となる方針。


                  立山連峰をデザインしたカード                                                  現在発売のJR西日本のカード
掲載日:2015/11/27
富山駅構内で、あいの風とやま鉄道写真コンテスト入賞作品展示

 あいの風とやま鉄道写真コンテスト入賞作品展が11月18日、同鉄道富山駅構内で始まった。色とりどりのチューリップ畑や清流に架かる
橋など美しい風景の中を走る車両や、ホームで車両の到着を心待ちにする子どもの姿など、同鉄道の魅力を伝える作品が並ぶ。展示は12月
29日まで。
 コンテストは同鉄道が初めて開催。9月24日〜10月23日の応募期間に全国から73点の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞5点、入賞
12点を選んだ。作品展では入賞作を含む39点を展示している。展示場所は駅構内のため列車利用客以外は入場券が必要。同コンテストは毎
年開催する予定。

掲載日:2015/11/27
富山県内公共交通機関周遊きっぷ発売

 富山県や県内公共交通機関などが企画した「周遊1日乗り放題きっぷ」が10月10日発売された。利用できるのは同日から2016年2月
28日までの土・日曜と祝日。二つのエリアに分けて販売し、「中央」は大人1200円で小学生以下600円、「西部」は大人1100円、
小学生以下550円。「東部」大人2,000円、で小学生以下1,200円 中央エリアは、あいの風とやま鉄道(富山−高岡)とJR高山線(富
山−越中八尾)のほか、富山地鉄軌道線と富山ライトレール、万葉線の全線、八尾まちめぐりバス全線、射水市コミュニティバス、海王丸パー
ク・ライトレール接続線が1日乗り放題となる
 西部エリアは、あいの風鉄道(高岡−石動)のほか、JR城端・氷見線、万葉線の全線、氷見市街地周遊バス、小矢部市民バス(宮島線)が1日
乗り放題となる。
 東部エリアは、あいの風とやま鉄道(滑川〜越中宮崎間)
富山地方鉄道 本線(中滑川〜宇奈月温泉間)富山地方鉄道の路線バス(新幹線市街地
生地・三日市循環線、黒沢線)魚津市民バス(市街地循環ルート)滑川市コミュニティバス(北部循環ルート、蓑輪ルート)、入善新幹線ライ
ナーが乗り放題となる。
 電鉄富山駅の乗車券センターや高岡駅観光案内所などで販売。購入特典として、モデルルートや時刻表が掲載されたガイドブックや、沿線施
設・飲食店での割引券が付く。県総合交通政策室は「県民や、北陸新幹線で来県した観光客に楽しく使ってほしい」と話している。東部エリア
は2日間有効ではエリア内の富山地方鉄道有人駅でも発売する。


              中央エリア                  西部エリア                東部エリア
掲載日:
2015/11/27
あいの風とやま鉄道石動駅に売店復活

 三井アウトレットパーク北陸小矢部の開業で利用者が増えているあいの風とやま鉄道石動駅の待合室に、売店が約1年ぶりに9月2日から復
活した。市内の民間企業が「小矢部の魅力を多くの人に伝えたい」と出店を決めた。小矢部市の特産品も扱い案内所的な役割も担う。
 売店は市のシンボルキャラクター「メルギューくん」「メルモモちゃん」のグッズ開発や販売を手掛ける「U Projectが設置する。
市によると、待合室では2014年6月までJR関連会社が売店をしていた。
 U Project代表の浅野さんは小矢部のアンテナショップ的な店があればいいと考えており、市の声掛けもあって決心した。待合室に
間仕切りを設置、ホーム側に約15uの売店を設けた。
 菓子類や新聞・雑誌のほか、メルギュー・メルモモグッズや観光土産品を扱う。店名は「MELU−SHOP」。
 小矢部市は駅利用者の利便性向上を目指して待合室を改修し、市の観光情報を発信するデジタルサイネージ(電子看板)を壁に取り付け丸テー
ブルといす4脚2セットを設置した。事業費は約260万円。

掲載日:2015/08/03
とやま・いしかわ鉄道共通1日フリー切符発売

 あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道は7月27日、両社区間(金沢駅−越中宮崎駅)で普通列車が乗り放題となる1日フリー切符を発売し
た。切符は利用前日までの購入が必要で、利用できるのは8月1日から2016年3月27日までの土・日曜、祝日。8月10日−16日のお
盆期間と、12月23日−2016年1月3日の年末年始期間は毎日利用できる。
 両社の共同企画の切符は初めてで、あいの風とやま鉄道は「夏から両鉄道の利用を促進しようと企画した」としている。価格は中学生以上
2000円、小学生以下1000円。あいの風ライナ−や、IRいしかわ鉄道で特急列車を使う際は、ライナー券や特急券が必要になる。 


あいの風とやま鉄道 高岡駅                       IRいしかわ鉄道 金沢駅
掲載日:2015/08/01
あいの風とやま鉄道新駅 跨線橋を自由通路に

 あいの風とやま鉄道と高岡市は、高岡駅−西高岡駅間の高岡市羽広・和田地内に設ける新駅について、陸橋を自由通路として整備することを
正式決定した。7月30日市井正之社長と高橋高岡市長が県庁で、石井知事に報告。駅舎のイメージ図も示した。
 新駅の設置主体はあいの風とやま鉄道で、鉄道施設や跨線橋の整備費総額7億5千万円は国・県・市が負担。本年度は駅舎やホームなどの実
施設計に入り、2016年度着工、18年3月の開業を目指す。
 跨線橋は周辺住民の利便性に配慮し、あいの風とやま鉄道の利用者以外も線路をまたいで行き来できるようにする。無人駅でイコカの改札機
は、線路を挟んだ東西両側に置く。
 石井知事は「非常に良かった。便利になるだろう」と述べた。駅名について、市井社長は地元の意向を聞きながら検討する考えを示した。
あいの風とやま鉄道では、富山駅−東富山駅間でも新駅を設ける計画をしている。

掲載日:2015/08/01
えちごトキめき鉄道 新型リゾート列車は「雪月花」デザインも発表

 えちごトキめき鉄道は7月24日、2016年春に導入する新型リゾート列車の愛称名を「えちごトキめきリゾート雪月花(せつげっか)」と
すると発表した。一般公募で決定した。
 イメージデザインも発表。外装は銀朱色をベースに新潟の四季をモチーフとしたデザインとなっている。内装は和モダンを基調に、車両前後
に展望スペースを配置。
 「えちごトキめきリゾート雪月花」は大きなパノラマウィンドウと、ハイデッカー仕様の展望サロンを備え、日本海や妙高山など新潟県の大
自然を見渡すことができる。2号車にはカフェ・バーを設置。車内では、新潟の旬の食材を使った料理も提供するという。
 車両はディーゼル2両編成(新造車両)、座席定員は45名(1両目22名、2両目23名)。運行行程や車内でのサービス内容等については、
現在検討中であり、今後改めて発表するという。


えちごトキめきリゾート雪月花 デザインイメージ    画像:えちごトキめき鉄道
掲載日:2015/11/27
えちごトキめき鉄道、しなの鉄道・北しなの線共通フリー切符発売

 えちごトキめき鉄道は7月11日から、しなの鉄道との共同企画として「トキてつ・北しなのフリーきっぷ」を発売する。両社が運営する路
線のうち今年3月の北陸新幹線延伸開業にあわせてJRから経営を引き継いだ区間を利用できる。
 利用できる範囲は、しなの鉄道の北しなの線長野〜妙高高原間、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまライン妙高高原〜直江津間、日本海ひす
いライン直江津〜市振間。7月18日から9月1日までの期間中、2日間に限り自由に乗り降りできる。
 発売期間は7月11日から8月31日までで、日本海ひすいライン沿線施設の割引特典も付く。発売額は大人2000円・子供1000円。
この切符を使って長野〜妙高高原〜直江津〜市振間を移動すると、通常の片道運賃より490円安くなる。


日本海ひすいライン  糸魚川駅

妙高はねうまライン   高田駅

しなの鉄道・北しなの線  妙高高原駅
JR東日本 信越本線  直江津駅
北越急行線     六日町駅
JR東日本 大糸線   南小谷駅
北信越スタンプラリー2015開催

 北信越マイレール事業実行委員会では、北信越地域の鉄道の旅を楽しんでもらうとともに、在来線の利用促進と駅周辺の活性化を図るため、
スタンプラリーを7月11日〜11月8日まで実施している。
 今年で7回目となる「北信越スタンプラリー」は、22駅の駅スタンプと、49か所のまちなかスタンプが対象となっている。スタンプを集
めを楽しくするため、駅スタンプには各地域のご当地キャラクターを、まちなかスタンプには地域の方言をデザインした。
 スタンプを集めて応募すると、抽選で10000円の旅行券などの賞品がもらえる。全駅制覇した人には全駅制覇認定書と鉄道各社のグッズ
が贈られる。
 スタンプラリー(全駅制覇)の対象駅は、有人駅で日本海ひすいラインは青海、糸魚川、能生、筒石、妙高はねうまラインは直江津、春日山、
高田、上越妙高、新井、二本木、関山、妙高高原、しなの鉄道北しなの線は黒姫、長野、北越急行線は六日町、十日町、まつだい、信越本線は
潟町、柿崎、柏崎、安田、大糸線は南小谷の各駅となっている。

掲載日:2015/08/01
あいの風とやま鉄道 本社でグッズ販売

 今年3月14日に開業したあいの風とやま鉄道の記念グッズが人気を集めている。キーホルダーやネクタイなど全7種類で、車両のデザイン
が特徴。
 当初は、FAXとメール注文のみだったが購入希望者が多いため
6月下旬から富山市牛島町の本社でも販売在庫が無くなり次第終了予定。
あいの風ライナーのプレートが人気となっている。


人気の「あいの風ライナー」プレート
掲載日:2015/08/01
あいの風とやま鉄道の全駅で乗降者調査

 あいの風とやま鉄道は、JRから並行在来線の経営を引き継いでまもなく3か月を迎える中、正確な利用状況を把握して今後のダイヤ改正な
どに役立てようと、6月11日始発からすべての駅で、乗降者数の実態調査を行った。
調査は、あいの風とやま鉄道の19の駅すべてを対象に、11日始発から終日行われ、委託を受けた業者の調査員合計約70人が、各駅で調査
にあたった。
 富山駅には、駅のホームや改札口に約30人の調査員が配置され、電車が到着するたびに乗り降りする人数を数えて記録していた。
 あいの風とやま鉄道をめぐっては、6月5日に県庁で開かれた利用促進に向けた会議の中で、出席者から「朝・夕の通勤・通学の時間帯に、
一部の電車で混雑が激しい」、「券売機の数をもっと増やしてほしい」といった意見や要望が出ていた。
 あいの風とやま鉄道の日吉敏幸副社長は「利用の実態をつかむことは経営上、大変重要だ。調査の結果を踏まえて、今後のダイヤの見直しや
利便性の向上に活用していきたい」と話した。 

掲載日:2015/06/12
あいの風とやま鉄道「ICOCA」3月21日発売

 あいの風とやま鉄道は3月21日から、富山、高岡、魚津の3駅で交通ICカード「ICOCA」の販売を始める。3月26日から富山県内
全19駅の改札が、交通ICカードで通れるようになる。全国の並行在来線では初めての導入となる。ICOCAはデポジットの500円を含
め、1枚2000円。
  あいの風とやま鉄道はシステム開発に時間がかかり、自前のカードが発行できないため
来春までの1年間はJR西日本で発行済みのカード
を発売する。チャージは富山県内14駅に設置のチャージ機やコンビニなどで入金できる。
  3月26日以降は3駅に加え、石動、小杉、滑川、黒部、入善、泊の各駅でも販売する。交通ICカードは乗車、降車とも富山県内の場合に
限り使用できる。

掲載日:2015/03/07
IRいしかわ鉄道・JR金沢駅にロゴマーク

 北陸新幹線の金沢開業に伴い、3月14日にJR西日本から北陸線金沢−倶利伽羅間 17.8kmの経営を引き継ぐ第三セクター「IRいしか
わ鉄道」のロゴマーク看板が3月5日、JR金沢駅に設置された。
 直径65cmのステンレス製。
IR」の文字をモチーフに、地域と会社が未来に向かって発展していく様子を伸びやかなレールで表現した。
 作業は、利用客が少なくなった3月4日深夜に始まり、作業員が東口の「JR金沢駅」の表示の横に「いしかわ鉄道」の文字パネルを1字ず
つ取り付け、ロゴの看板も設置し、3月5日未明に作業を終えた。今後
東金沢森本津幡倶利伽羅の4駅でも開業までに順次取り付ける。


                                              東口                                                                                                   西口
掲載日:2015/03/07
IRいしかわ鉄道ファンクラブ千人突破・お客さまカウンター開設

 北陸新幹線開業後に金沢―倶利伽羅の並行在来線を運営するIRいしかわ鉄道のファンクラブ「いしてつ愛あーるクラブ」の会員数が、目標
としていた千人を突破した。IRは安定経営につなげるため、さらなる会員の拡大を目指す。
 IRいしかわ鉄道によると、2月25日時点の会員数は1131人で、内訳は石川県内在住者が676人、県外が455人となった。男性は
990人、女性は141人で、小学生以下の子ども会員は88人だった。
 2月28日には「お客さまカウンター」が、JR金沢駅構内にオープンし、3月14日から使える定期券が発売された。窓口には2人が常駐
し、観光客の道案内にも応じる。
 内装には金沢駅コンコースの門型柱と同様に能登ヒバが用いられた。定期券の事前申込数は、2月27日時点で346件となった。

掲載日:2015/03/07
IRいしかわ鉄道開業記念入場券と企画乗車券発売

 IRいしかわ鉄道は平成27年3月14日より、開業を記念した「開業記念入場券」、「IRいしかわ一日フリーきっぷ」、「金沢駅連絡き
っぷ」を発売する。
  開業記念入場券はIRいしかわ鉄道5駅(金沢、東金沢、森本、津幡、倶利伽羅)の硬券入場券大人各1枚
計5枚をセットにして記念台紙付で
発売。発売期間は平成27年3月14日(土)から一週間程度を予定している。
 IRいしかわ一日フリーきっぷは金沢〜倶利伽羅間が1日普通列車が乗り降り自由となるもので有効期間は1日間。 発売期間と利用期間は
平成27年3月14日(土)から通年で、利用の1カ月前から当日まで発売する。土曜日・日曜日・祝日と特定期間において利用できる。(平成27
年度の特定期間は、4/25〜5/6、7/18〜8/31、12/26〜1/3) 発売金額は大人500円、小学生250円で有人駅で発売する。 
 金沢駅連絡きっぷは東金沢、森本、津幡の各駅窓口において、北陸新幹線やサンダーバード等のJR特急券と乗車券を購入の場合、金沢駅ま
での往復切符を片道分の値段で発売する、有効期間は7日間。


IRいしかわ鉄道の開業記念入場券
掲載日:2015/02/27
あいの風とやま鉄道フリーきっぷ発売

 北陸新幹線開業に伴い北陸線の運営を引き継ぐ第三セクター「あいの風とやま鉄道」の利用促進協議会が2月6日、富山市の富山第一ホテル
で開かれ、会社側は、県立の美術館の観覧料割引などの特典付き「開業記念1日フリーきっぷ」を発売すると説明した。沿線のイベントと連動
したお得な企画きっぷも販売し、利用促進と地域活性化につなげる。
 開業記念フリーきっぷは、あいの風とやま鉄道全線の普通列車が1日乗り放題となる。価格は大人1500円、小学生750円。フリーきっ
ぷを提示すれば、例えば県立近代美術館や県水墨美術館、高志の国文学館といった美術館の観覧料が割り引きとなるよう調整している。 
 3月14日の開業日から5月6日まで販売し、有効期間は来年3月末まで。5月7日以降は土日や祝日、年末年始に使える「1日フリーきっ
ぷ」を販売する。開業記念フリーきっぷと同じ価格で、同様の割引特典が受けられる。
 小学校卒業に伴い、運賃が倍の大人運賃となる中学生の利用を促進するため、全線の往復運賃を半額にする「ホリデーパス」も販売する。土
日や祝日などに利用できる。富山県の東西交流を進めるため、地域のイベントと連携した企画きっぷも発売する。5月16、17日に魚津市で
開かれる「よっしゃ来い!CHOUROKUまつり」では、沿線駅から魚津駅までの往復切符を1000円で販売。石動駅から利用すると最も
割引率が高く、1520円お得になる。
 サービス向上のため導入するアテンダントは女性4人の内定が決まり、ファンクラブには1月末までに4061人が入会したことも、報告し
た。開業を盛り上げるため、あいの風とやま鉄道が富山駅で行う出発式に加え、沿線市町が9駅でセレモニーを行う予定。
開業記念1日フリーきっぷ

掲載日:2015/02/27
えちごトキめき鉄道企画きっぷ発売

 北えちごトキめき鉄道は、開業を記念してトキめき鉄道全線が乗り降り自由となるフリーきっぷや記念入場券を発売するほか、沿線地域住民
や全国の鉄道ファンを対象に幅広く利用できる企画きっぷを発売する。
 えちごトキめき鉄道開業記念入場券はえちごトキめき鉄道全21駅の硬券入場券を専用台紙にセットして発売する。限定3,000セットの発
売で発売金額は2,940円、3月14日から直江津駅、高田駅、新井駅、妙高高原駅、糸魚川駅で販売する。
 フリーきっぷのトキめきホリデーパスは、えちごトキめき鉄道全線が土曜
日曜祝日の連続する2日間乗り降り自由で、設定期間は平成27
年3月21日(土)〜平成27年9月27日(日)。
 発売金額は大人1000円、小学生500円で直江津駅、春日山駅、高田駅、上越妙高駅、新井駅、二本木駅、関山駅妙高高原駅、能生駅、
筒石駅、糸魚川駅、青海駅で販売する。

掲載日:2015/02/27
IRいしかわ鉄道の車両デザインが決まる

 IRいしかわ鉄道の車両デザインが決定した。コーポレートカラーとロゴマーク、石川の伝統工芸を彩る5つの色(赤・臙脂系、黄・黄土(金)
系、緑・草系、紫・古代紫系、紺青・藍系)を車両デザインに使用することで、親しみやすさと石川らしさを表現した。
 なお、石川の伝統工芸を彩る五つの色は側面のアクセントカラーとして使用し、保有する5編成でそれぞれ異なる配色となる。「いしてつ愛
あーるクラブ」に入会すると、この車両デザインの缶バッジをもれなくプレゼントされる。


IRいしかわ鉄道の車両デザイン           2編成譲渡されるJR西日本の521系J編成                        缶バッジ
掲載日:2015/02/27
あいの風とやま鉄道、車両デザイン発表

 北陸新幹線開業に伴い、JR北陸線を引き継ぐ第三セクターあいの風とやま鉄道は11月20日、移行後に走らせる車両と駅名標のデザイン
を発表した。
 富山湾と富山の自然、風をイメージした青色、緑色の会社ロゴに合わせ、車体全体に青と緑の風のラインを走らせた。車体は全体がシルバー
色で、ラインは富山湾側が緑、山側が青。車外から見て、背景に見える山や海と同じ色の車体が見える仕組みとした。同社によると、全国の幹
線鉄道で車体の左右で色を使い分けるのは珍しいという。
 デザインはJRから引き継ぐ521系車両16編成に採用するが、3月14日の開業時点では1編成のみとし、数カ月かけて順次特殊なシー
トを張って切り替える。製造から約50年経過している413系車両5編成はそのまま使い、順次新車に交換する。
 市井社長は「県の東西を走るあいの風とやま鉄道らしく、爽やかなイメージの車体。開業まで114日となり、社員の心を一つにして準備を
進めたい」と述べた。


あいの風とやま鉄道の車両デザインと駅名表デザイン
掲載日:2015/02/27
第三セクター会社相互乗入れ

 あいの風とやま鉄道は金沢−糸魚川間を運行するが、隣接のIRいしかわ鉄道、えちごトキめき鉄道と相互乗り入れが行われる。金沢−富山
間では現状程度の本数の相互乗り入れが行われる。えちごトキめき鉄道の列車は泊駅まで乗り入れ、あいの風とやま鉄道の列車のほとんどが泊
までとなり、糸魚川まで乗り入れは通勤通学時間帯の朝夕2往復となる。
 えちごトキめき鉄道は日本海ひすいラインに気動車のET122形を導入する。JR西日本姫新線のキハ122形と同型で、越中宮崎−泊間
の列車はほとんどが、この車両となる。10月27日糸魚川駅で公開され、翌28日、北陸本線を試験走行した。


えちごトキめき鉄道ET122形         えちごトキめき鉄道ET122形イベント仕様車  JR西日本キハ122形 後ろはキハ127形
掲載日:2015/02/27
高岡−西高岡の新駅2017年度開業へ

 政府の2015年度予算案には、北陸新幹線開業後、並行在来線を運営する第三セクターあいの風とやま鉄道が高岡−西高岡間に設置する新
駅整備に国庫補助費が計上された。2015年度は駅舎やホームなどの実施設計に入る。着実に整備を進め、17年度の開業を目指す予定だ。
 国は地域鉄道の利便性向上につながる事業費に80億円を計上。このうち、あいの風とやま鉄道など地域鉄道の利用促進や地域活性化を目的
に、施設整備支援として15億6千万円を盛り込んだ。
 新駅は高岡−西高岡の中間点である和田・羽広地内に設置。整備費用は国、県、市が3分の1ずつを負担する。これまでに基本設計やアクセ
ス道路の整備、国庫補助を受けるために必要な地域公共交通網形成計画づくりなどを進めてきた。2015年度は、駅舎や駅施設、ホームなど
の具体的な設計を行う。早ければ16年度に着工し、17年度の工事完了を目指す。
 新駅設置は、沿線利用者の掘り起こしにつながるため、あいの風とやま鉄道の利用促進策の一つとなっている。富山−東富山間でも新駅が設
置される。
 政府予算案には、あいの風とやま鉄道が16年春に利用開始を予定するIC定期券などICカードシステム導入への支援も盛り込まれた。

掲載日:2015/02/27