名前の通り大型ショッピングセンターベルの前にある駅で、１９８９(平成元)年に総合スーパー平和堂を核店舗としたベルが完成した時に新
設された。新設された時は町名の「花堂南」と称していたが、１９９３(平成５)年に「ベル前」と改称された。無人駅だがショッピング客の利
用が多い休日には混雑する時間帯に駅員が配置されている。ＬＲＴ化後は全て車内精算となったため休日の駅員の配置はなくなったが、２０１
０年３月から急行も停車するようになり、休日の運賃収受に時間がかかるようになり、休日の混雑する時間帯のみ駅員が配置された。
　ベルと駅の間には旧国道８号線の県道２２９号福井鯖江線が通っている。県道２２９号線は花堂駅付近から清明駅付近までが４車線となって
いる。ショッピングセンターベルはリニューアル時にアルプラザベルとなり他のアルプラザと同じ外装に変わった。
線路の国道８号線側は完全に新興住宅地となっている。　通勤通学の利用も多くなっているが、駅には歩行者用の踏切が無く最も近い県道１８
２号線踏切まで１００ｍくらいあるため、いため線路を横切る人が多い。駐輪スペースはあるが屋根が無く雨の日は雨ざらしとなる。
　ＬＲＴ化後もトイレ部分が高床ホームで残っていたが、２０１１年３月の清明、泰澄の里駅新設時に、取り壊されスロープが設けられた。ト
イレはスロープの先に新設駅と同じタイプのものが設置された。
　パークアンドライド駐車場は設置スペースが無いため、ベルの屋上南側駐車場５０台分が割り当てられている。使用する場合、ベル１階の総
合カウンターで福井鉄道の定期券または回数券を提示して、ベルお買い物券３０００円を購入する。駐車場の利用時間は６時から２２時まで降
雪時は１０時からとなるため降雪時は通勤には利用できない。ベルの総合カウンターでは福井鉄道の回数券も発売している。