最終更新日:2017/02/04
最終取材日:2007/06/02

ののいち
路線:北陸鉄道石川線
押野  ←  野々市  →  野々市工大前
所在地:石川県野々市市本町1丁目74-2

北陸鉄道野々市駅

発車した7200系第2編成鶴来行き
 石川鉄道が新野々市(現:新西金沢)−鶴来間を開通させたのは191
5(大正4)年6月22日であるが野々市駅は翌年の1916(大正5)年
12月1日に上野々市駅として開業した。1925年(大正14)年10
月1日に現駅名に改称された。
 当時は1955(昭和30)年11月14日まで国鉄松任駅とを結んで
いた松金線が乗り入れていた。松金線は野々市でクロスする形で石川線
とは別ルートで野町駅へ乗り入れていたが、野々市−野町間は1944
(昭和19)年4月18日に廃止となった。廃止後は石川線経由で野町に
乗り入れていた。
 松金線は馬車鉄道が前身で野々市−野町間の僅か3.2kmに7駅もあ
った。石川線は4kmに3駅。
 片面ホームの無人駅で1990(平成2)年に7000系導入により、
ホームの嵩上げが行われた。この時、ホーム上に待合室も設けられてい
る。
 駅の東側約50mは金沢市で、次の野々市工大前との駅間距離は50
0mと短い。 このあたり(駅から1km範囲)はバス路線網が密で駅の利
用者は少ない。野々市市のコミュニティーバス「のってィ」が40分間
隔でJR野々市駅とを結んでいる。

ホーム鶴来駅側端から

野町駅側から野々市駅

ホームから押野駅方向

ホームから野々市工大前駅方向

駅名標

ホームの待合室

野町駅側の踏切

踏切から国道157号線方向

駅から国道157号線方向

到着する7000形普通野町行き

発車した7200系第2編成鶴来行き

発車した7200系第2編成鶴来行き