最終更新日:2019/11/08
最終取材日:2018/03/24

ひがしなめりかわ
路線:あいの風とやま鉄道
魚津 ← 東滑川 → 滑川
所在地:富山県滑川市中村亀割1512

東滑川駅舎

到着する
521系富山行き
 東滑川駅は1943(昭和18)年10月1日に早月信号場として開設
され、1964年(昭和39)年11月20日に昇格して東滑川駅として
開業した。2015年3月14日に北陸新幹線長野−金沢間開業に伴い
あいの風とやま鉄道に移管された。あいの風とやま鉄道線の駅では唯一
跨線橋も地下道も無い駅である。
 この構内踏切では2004年に通学途中の女子高生が貨物列車にひか
れて死亡する事故が起こっており、跨線橋の設置を望む声もあるが、跨
線橋のある越中宮崎駅でも2006年12月に同様の死亡事故が発生し
ており、跨線橋を作るとかえって危険な場合がある。大都市の私鉄や、
富山地方鉄道はほとんどの駅が構内踏切となっている。
 駅舎は小さな待合室とトイレのみで、新たにICOCA改札機が設置
された。ホームは相対式で、駅舎側1番線ホームが泊方面で駅舎前の構
内踏切を渡って反対側2番線ホームが富山方面となっている。駅舎と直
江津方面ホームの間に線路があったような形跡があり、線路と架線が残
っているが本線には繋がっていない。
 2018年12月13日に券売機が設置され、普通片道乗車券と定期
乗車券は東側は直江津駅まで、西側は大聖寺駅まで、往復乗車券と回数
乗車券は、東側は市振まで、西側は倶利伽羅までの、あいの風とやま鉄
道線内を購入することがでるようになった。
 富山方面ホームの向こうに富山地方鉄道本線がある。魚津駅側に上地
街道踏切、滑川駅側に追分踏切があり、追分踏切付近に富山地方鉄道早
月加積駅、上地街道踏切付近に富山地方鉄道越中中村駅がある。
 駅前には駐輪場と滑川市営と民営の有料のパークアンドライド駐車場
があるが、休日ほとんど車が止まっていないが平日は4分の3くらいが
埋まっている。市営の駐車場は民営の経営者に管理を委託している。駐
車料金はどちらも月額2500円となっている。中村の集落からは離れ
ており、駅付近に目立った集落は無いが山側に滑川工業団地の工場が見
える。工業団地はマイカー通勤のため、団地側にはホームへの入口は無
い。時々山側の富山地方鉄道本線を2両編成の電車が走り抜けて行く。
富山地方鉄道は滑川−魚津間に5駅が設置されている。東滑川駅は富山
地方鉄道の早月加積駅と越中中村駅の間にあり、ホーム端から両駅が見
えるが、越中中村駅の方が近い。当駅の2018年度の1日平均乗車人
員は170人だが、越中中村駅は10人に満たない。
 駅から約1km魚津駅側に早月川が流れている。早月川は上市町南東
の剱岳を源とする白萩川と立山川が合流して流れ、滑川市と魚津市の境
界から日本海に注いでいるが、平均勾配1/12の急流で直径50cmもあ
る石が河口の波打ち際で見られる。常願寺川の平均勾配は1/30、黒部
川は1/40で、早月川は日本屈指の急流。

列車停車位置から滑川駅側

到着する
521系金沢行き

ホームから剱岳

波打ち際までカモメより大きな石が流される早月川河口

1番ホ−ムから滑川駅方向

1番ホ−ムから魚津駅方向

1番線ホームの駅名標

2番ホームの駅名標

柱用駅名標

1番線ホ−ムから早月川方向ズーム

構内踏切と駅舎ホーム側出入口

構内踏切からホーム・滑川駅側

構内踏切から魚津駅側

駅舎ホーム側出入口

列車案内ディスプレー

駅舎の待合室

ホームから通過する
10030系地鉄電車

早月川橋梁を渡る富山地方鉄道
16010系特急

あいの風とやま鉄道早月川橋梁

ホームの列車停止位置

列車が止まらない所に上屋

1番ホーム階段

2番ホーム階段

駅舎の時刻表

駅舎の運賃表

市営パーク&ライド駐車場

市営パーク&ライド駐車場案内板

駐輪場

民営パーク&ライド駐車場

駅舎の駅銘板

駅前の飲料自販機

海側からホーム

滑川工業団地

ホームから老人ホーム
「カモメ荘」

ホームから富山湾

魚津駅側の上地街道踏切

滑川駅側の追分踏切

富山地方鉄道 越中中村駅

富山地方鉄道 早月加積駅

発車した
475系直江津行き    2004/06/20

通過する
683系「はくたか」    2009/10/14

通過する
681系「はくたか」    2012/03/14

発車した
413系富山行き

発車した
521系富山行き

到着する
521系泊行き

停車中の
521系泊行き

到着する
521系富山行き

発車した
521系富山行き