最終更新日:2019/12/22
最終取材日:2006/07/23

のとべ
路線:JR西日本七尾線
金丸 ← 能登部 → 良川
所在地:石川県鹿島郡中能登町徳丸ロ41

能登部駅舎

良川駅側から能登部駅ホーム
 能登部駅は七尾鉄道が七尾まで開通した1898(明治31)年4月
24日に開業した。現在の駅舎は1957(昭和32)に建て替えられ
ギャラリーが併設されている。
 駅は中能登町が受託する簡易依託駅で7時から19時まで駅員が配置
されている。改札口横には自動券売機が設置されている。
 ホームは相対式で駅舎側の1線スルーになっている。駅舎側1番線が
七尾方面、跨線橋を渡って反対側2番線が金沢方面だが、通過列車はス
ルー側を通過する。
 のと鉄道のようにバリアフリー対策から行き違い時のみ跨線橋を渡る
ホームを使用すべきである。
 中能登町は2005(平成17)年3月1日に鳥屋町、鹿島町、鹿西町
が合併してできた町で庁舎は分庁舎となっている。
 ここ能登部は旧鹿西町の中心で、駅近くに石川県立鹿西高校、中能登
町立の鹿西中学校、能登部小 学校あり、中能登町鹿西庁舎がある。駅前
にはJA能登わかば鹿西支店の大きな建物がある。
 中学校は生徒の減少から旧町に1校ずつあったのが、中能登中学校に
統合され、良川に校舎が建設される。
 県道を挟んで北西の丘陵地帯には神社仏閣が並んでいる。駅から約1
km北側に雨の宮古墳群がある。雨の宮古墳群は、眉丈山(標高188
m)の山頂を中心に、4世紀の中頃から5世紀の初めにかけて造られた
36基の古墳からなる古墳群で1982(昭和57年)年10月12日に
史跡に指定された。
 1993(平成5)年から5年間発掘調査が行なわれ1994(平成6)
年から文化庁の史跡等活用特別事業により、古墳が造られた当時の姿に
復原された。
 古墳は前方後方墳で、この形の古墳は出雲地方に多く見られ、ここも
出雲系の古墳ではないかと言われている。山の西側に眉丈台地が続き自
然緑地公園になっている。

雨の宮古墳群 雨の宮1号墳   (Wikipediaから)

金丸駅側から能登部駅ホーム

ホームから金丸駅方向

ホームから良川駅方向

1番ホーム駅名標

2番ホーム駅名標

1番ホーム駅名標

1番ホーム

2番ホーム

跨線橋

ホームの待合室

ホームから改札口

改札口

窓口

駅舎待合室の券売機と時刻表

駅舎待合室

ギャラリー

パーク&ライド駐車場・奥が駐輪場

石川県立鹿西高校

駅前のJA能登わかば鹿西支店