最終更新日:2020/11/05
最終取材日:2008/03/22

おいわけぐち
路線:えちぜん鉄道勝山永平寺線
越前新保  追分口 → 東藤島
所在地:福井県福井市上中町13-1-4

追分口駅舎

停車中のMC6106MC6112福井行き
 勝山永平寺線は京都電灯福井支社の路線として1914(大正3)年2月11日に 新福井−市荒川間20.3kmが開通したが追分口駅はその1年後の1915(大正4)年5月13日に開業した。
 島式ホームの無人駅で開業時からの駅舎がある。駅舎とホームは警報機のみの構内踏切で結ばれている。反対側の広い道路からもホームへ入れる。島式ホームは狭くて待合室も上屋もない。
 開通後にできた駅なので駅舎反対側の1線スルーになっている。駅舎側が福井方面、スルー側が勝山方面となっている。ホーム向い側が工業団地となっていて、その向こうに福井市と勝山市を結ぶ国道416号線が通っている。
416号線は福井市と小松市を結ぶ国道となっているが、福井・石川県境付近は繋がっていない。駅舎側には水田も残っている。現在、列車の行き違いは朝のみとなっており、すべての列車が停車する。
 かつて福井城下と勝山を結ぶ街道が上中村の入口で永平寺街道と分岐していたので追分口の駅名となっている。勝山街道は小舟渡の手前の上志比村藤巻から先は断崖が連続する歩危だったため、九頭竜川右岸に渡っている。現在の勝山街道国道416号線も市荒川大橋で右岸に渡っている。
 永平寺街道は永平寺町立吉野小学校から志比南小学校へ抜ける山道で、両小学校近くに山へ分け入る道があるが繋がってはいない。この追分で分岐していた永平寺街道は消滅しているが、少し北側を通る中部縦貫自動車道が引き継いでいると言える。現在、永平寺へは中部縦貫自動車道福井北IC〜永平寺参道IC〜国道364号線を通るのがメインルートとなっている。

福井駅側からホーム (現在は中央に点字ブロックと黄色いライン)

到着するMC6106MC6112福井行き

ホームから越前新保駅方向

ホームから東藤島駅方向

駅舎壁の駅名標

駅舎側から構内踏切

工業団地側から駅舎とホーム

工業団地側から構内踏切

ホーム乗車口付近

駐輪場からホーム

勝山側から追分口駅

駅舎入口

駅舎入口の銘板

待合室のベンチ

待合室の時刻表と運賃表

待合室の路線図

待合室の情報案内表示機

駐輪場

駅北側からホーム

福井行きを待つ乗客

勝山側のポイント

ホーム向かい側の工場駐車場

駅近くの北鋼産業 

到着するMC6106MC6112福井行き

到着するMC6106MC6112福井行き

発車したMC6106MC6112福井行き

発車したMC6109勝山行き

発車したMC6109勝山行き

発車したMC6109勝山行き