最終更新日:201
9/11/20
最終取材日:2010/10/11

おとざわ
路線:富山地方鉄道本線
内山  音沢 → 宇奈月温泉
所在地:富山県黒部市宇奈月町内山

音沢駅ホームと待合室

到着する
10030系普通電鉄富山行き
 音沢駅は三日市(現あいの風とやま鉄道黒部駅)−桃原(現宇奈月温
泉駅)間の黒部鉄道が、桃源まで開通した1923年11月21日に開
業した。開業時は愛本村であったが1954(昭和29)年7月に東山
愛本村、内山村が合併して宇奈月町となっている。2006年3月
31日に黒部市と合併し黒部市となった。
 旧音沢村の集落は黒部川を渡った対岸にあり、駅周辺に家は少ない。
駅のある場所は内山で音沢地区への入口の音沢橋の近くにあるので音沢
駅となっている。新音沢橋は内山駅側にある。
  駅舎は無く幅の狭いホームに幅の狭い待合室がある片面ホームの無
人駅。かつては行き違い可能駅で線路跡とホームの遺構が残っている。
現在のホームは県道拡幅によって削られた痕跡がある。ここから終点の
宇奈月温泉駅まで駅間距離は長く途中2カ所のトンネルがある。
 ホームの宇奈月温泉側に第4種踏切があり1車線の道が続いている。
この踏切は指定車、許可車、軽車両を除き通行止めとなっている。踏切
を渡った先に集落がある。内山駅側にもこの道路へ入る踏切がある。こ
こは地鉄本線、旧県道14号線の市道、県道13・14号線、黒部川が
並び、音沢から宇奈月温泉へは黒部川左岸を通るのが14号線、橋を渡
って右岸を通るのが13号線となっている。メインルートは地鉄本線と
平行する14号線。愛本−音沢間は県道13・14号線の併用区間とな
っている。県道13号線は朝日町沼保の県道60号線交差点が起点で、
14号線はあいの風とやま鉄道黒部駅前が起点となっている。
 音沢地区には出し平ダムから長い水路で送られた水で発電する関西電
力音沢発電所124,000kWがある
黒部川水系では黒部川第四発電
所に次いで出力が大きい。

ホームから音沢集落方向  
間に黒部川が流れる

通過する
16010系特急宇奈月温泉行き

関西電力音沢発電所

音澤から黒部川左岸の紅葉

ホームから電鉄富山駅方向

踏切から宇奈月温泉駅方向

駅名標

宇奈月温泉駅側からホーム

ホームの待合室

内山駅側からホーム

音沢駅ホーム

内山駅側からホーム

ホームと待合室

行き違い可能駅だった

削られたようなホームへの階段

一般車両通行止めの踏切

踏切から続く道路

駅から県道14号線の旧道

県道14号線・音沢橋・音澤集落

県道13号線新音沢橋

旧県道14号線の内山駅側

旧県道14号線の宇奈月温泉駅側

発車した10030系普通電鉄富山行き

発車した10030系普通電鉄富山行き

通過する16010系特急宇奈月温泉行き

到着する10030系普通電鉄富山行き

通過した16010系特急宇奈月温泉行き

発車した10030系普通電鉄富山行き