田添駅ホーム	到着する10030普通立山行き
立山線の前身の立山鉄道が開通した時は寺田の次が五百石だった。立 山鉄道は五百石−上市間を最短で結んでいて現在の路線とは異なる。五 百石−上市間には大岩口、弓庄、寺田の３駅があった。 　田添駅は富山電鉄が富山田地方(稲荷町−電鉄富山間にあった)から上 市口(現在の上市)間が開通した１９３１(昭和６)年８月１５日に開業し た。片面ホームで駅舎はなくホーム上に待合室がある。 　立山鉄道の短いホームに鉄骨とコンクリートのホームが継ぎ足された 構造で待合室付近はホームが低かったが、２０１５年４月の待合室改修 時にホームが嵩上げされた。鉄骨ホームにあった乗車位置は変更されて いない。	乗車位置を踏切側に近づけると電鉄富山行き列車が到着しても遮断機 が上がらない問題がある。 　駅の立山駅寄りに北陸自動車道が通っており、ホームへの階段付近に 小規模な駐輪場が設けられている。 　通学する高校生が増えたのか自転車が溢れている。踏切の先にも駐輪 場が有り、そこに送迎車両の駐車スペースがある。 　線路は寺田駅から勾配区間になっており、駅も勾配の途中にある。列 車は普通列車のみが停車する。立山線の特急列車は４月から１１月まで の観光シーズンのみ運行されている。寺田駅側の稚子塚駅との距離は１ kmはない。
ホームから北陸自動車道	ホームから剱岳