最終更新日:2023/05/04
最終取材日:2023/03/15

うちなだ
路線:北陸鉄道浅野川線
粟ヶ崎 ← 内灘
所在地:石川県河北郡内灘町向粟崎

内灘駅舎

停車中の8900系第2編成普通北鉄金沢行き  隣は03系第4編成
 北陸鉄道浅野川線の前身の浅野川電鉄が開通したのは古く、1925
(大正14)年5月10日であであるが、その時は粟ケ崎の手前にあった
新須崎までだった。
 海岸に粟ヶ崎遊園が作られ、1929(昭和4)年7月14日に遊園地
がある粟ケ崎海岸まで開通した。内灘駅は、この時粟ケ崎遊園前駅とし
て開業した。
 戦後内灘に進駐軍が演習場を作り、浅野川線にも進駐軍専用線が設け
られた。進駐軍が撤退した後1960(昭和35)年に進駐軍専用線を使
い粟ケ崎遊園前駅を約100m海岸側へ移転して現在の内灘駅が作られ
た。この内灘駅は南北に長い内灘町の南外れに位置し、周りは新興住宅
地に埋め尽くされている。
 1970(昭和45)年頃は町外れで住宅はほとんど無く駅から砂丘の
砂防林を見ることができた。駅が町外れにあるのは浅野川電鉄が金沢市
と粟ケ崎に作った遊園地を結ぶ鉄道だったからである。
 駅から約3kmのところに町役場や金沢医科大学とその付属病院、文
化会館、石川県の運転免許センターなどがあるので電車が到着すると町
中心部へのバスが連絡している。
 1乗車100円の内灘町コミュニティバス「なだバス ナディ」が内
灘駅を経由して町内を隈なく結んでいる。運行は加賀市の日本海観光バ
スに依託されている。
 北陸鉄道バスは一部を除き金沢医科大学病院までに短縮されている。
河北潟放水路に架かる内灘大橋を越えた宮坂地区に石川県住宅供給公社
が造成した白帆台ニュータウンがある。白帆台ニュータウンは3200
人規模の大団地である。
 兼六園から宇野気駅へのバスも内灘駅を経由する。新興住宅地は駅周
辺から丘陵地帯を超え、のと里山海道(旧能登有料道路)を越え海岸近く
まで続いている。
 内灘町周辺部全体が金沢市のベッドタウントなっており、浅野川線は
都会型の電車である
駅から 約1.5kmの海岸近くに県立内灘高校があ
る。ホームは片面ホームで列車が到着すると5分ほどで北鉄金沢へ折り
返す。
 浅野川線車庫の車両は東京メトロの03系に代わった。  

片面ホームの内灘駅

内灘車両基地
(車庫)

機具橋から金沢医科大学とサンセットブリッジ内灘の橋塔

広い砂浜の内灘海岸(内灘砂丘)

ホームから粟ヶ崎駅方向

内灘−粟ヶ崎間の歩道橋から粟ヶ崎駅方向

ホームの駅名標

内灘海岸側からホーム

ホームから出口専用改札

出口専用ICa改札機

改札口

改札口のICa改札機

窓口

券売機

待合室

待合室の時刻表

待合室の運賃表

出口専用改札

駅前広場

バス乗り場

金沢医科大病院経由白帆台行き 北鉄金沢バス

内灘町コミュニティバス「なだバス ナディ」

バス乗り場先のトイレ

内灘町営駐輪場

駐輪場から駅舎方向

車両基地の検収庫

車両基地の洗車台

整備が完了した側線の03系第4編成

待合室のICa定期券積み増し機

待合室のバスロケーション

駅前のタクシー乗り場

粟ヶ崎駅側の歩道橋

停車中の8800系第1編成北鉄金沢行き

発車した8800系第2編成北鉄金沢行き

停車中の8900系第2編成北鉄金沢行き

発車した8800系第2編成北鉄金沢行き

停車中の8900系第3編成北鉄金沢行き

発車した8900系第2編成北鉄金沢行き