2020/09/11 更新

JR七尾線羽咋駅前から富来駅行きバスで妙成寺口まで約20分、妙成寺口から徒歩10分。時刻表などは富来だがバスの方向幕やLEDの表示は富来駅となっている。石川県では鉄道廃線後も主要駅はバスターミナルとして使用されている。富来駅、輪島駅、宇出津駅など。
 七尾駅から和倉温泉駅経由高浜行きに乗り、高浜から羽咋行きに乗り継いでも行ける。

 妙成寺(みょうじょうじ)は、羽咋市にある日蓮宗の寺院で山号は金栄山(きんえいざん)。日蓮の孫弟子に当たる日像が開祖で、日蓮宗の北陸本山となっている。
 能登随一の大伽藍で、仁王門、本堂、五重塔、三光堂、祖師堂、経堂、鐘楼、三十番神堂、書院、庫裡の10棟が国指定重要文化財になっている。敷地内にある小寺院(塔頭)が玉寿寺、善住寺、大鏡寺、円融寺、本覚寺の五寺ある。
 1582に能登国の太守となった前田利家から寺領の寄進を受け、1603年に利家の側室寿福院(三代藩主前田利常の母)の帰依を受け、その菩提寺になるなど加賀藩前田家から手厚い庇護を受け、隆盛を極めた。その後、七堂伽藍が完成し、1631年には、加賀藩3カ国(加賀、能登、越中)の日蓮宗の総録所となった。後に加賀の一部が大聖寺藩に、越中の一部が富山藩になっている。
 開門時間は夏季(4月〜10月)が8時〜17時、冬季(11月〜3月)が8時〜16時30分となっている
拝観料は大人500円、小・中学生300円、駐車場は無料。 


重要文化財 五重塔

重要文化財 仁王門

重要文化財 本堂

重要文化財 三光堂

重要文化財 鐘楼

重要文化財 三十番神堂

重要文化財 庫裡

五重塔               丈六堂の釈迦立像堂

本堂側から鐘楼と仁王門

五重塔前から鐘楼と仁王門

庭園入口

庭園から五重塔

庭園

さざれ石

さざれ石の解説板

入口の藤棚と池

五重塔側から庫裡

五重塔の解説板

柴垣海岸

北陸鉄道能登線廃線跡

北陸鉄道能登線 滝−柴垣間 1972/05

JR七尾線羽咋駅

高浜行きバス 和倉温泉駅前

富来駅行き大型バス 羽咋駅前